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必殺! 主水死す (1996)

監督
貞永方久
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2.87 / 評価:45件

控えめに言って駄作、ただ死んだだけ

  • nan******** さん
  • 2020年4月20日 12時50分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画が制作、公開に踏み切られたのは90年代当時の日本映画が最低迷期を迎えた背景があり「必殺」に白羽の矢が立つといった如何ともしがたき事情があった。「必殺シリーズ」は純然たるTV発の時代劇だがその代表的なキャラクター・中村主水(藤田まこと)がその悲しい犠牲にされた事に制作者の山内久司さんは激怒したという。殺し屋はいつか悲しい最期を迎えねばならない。しかし主水は「死ぬことより生きることが際立つ男」である。だから「必殺!Ⅲ 裏か表か」は納得の出来だったのだろう。公開当時はオウム事件が世を震撼させたし”化け物”との対決エピソードを組み込みたいのもまあ解る。だが、必殺は非情の世界だ。「許せないから」は通らない。そして終わらせるなら尚更である。脚本・演出両面で不合格と言わざるを得ない。控えめに言って「強引に決着をつけたかっただけの駄作」だ。ベテランスタッフ集結ではあるが”なんとかお膳立てだけは”という魂胆しか見えない。秀と勇次の絡みがほぼ無いのも単に中の人が内容に否定的だったのだろう。TVシリーズ最初期でメガホンをとっていた貞永監督は「映画は共同制作、一人だけ熱くなっても仕方ない」とコメントしていたが何のことは無い、とっくに瓦解していただけの事。中盤の目障りな戦闘シーンは我の強い石原カメラマンの独壇場であり、この厄介な悪性遺伝子については忌まわしきジャニーズ仕事人にも継承されているのだから…

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不気味
  • 絶望的
  • 切ない
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