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鉄道員 (1956)

IL FERROVIERE

監督
ピエトロ・ジェルミ
  • みたいムービー 73
  • みたログ 536

4.08 / 評価:204件

私は嫌いな映画です

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年3月8日 0時56分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

 世の中では確固として名画の地位を不動とされ、北野武なんて人も大好きな映画の筆頭に挙げてるけど、私は何度見ても駄目なものは駄目、という映画です。

 30年以上だったかも前の教育テレビで録画したのを、とっとこうか廃棄しようか、ってんで見直したんですが、これが最後と思って飛ばさず見たけど、疲れた。

 プライドばかり高くて自分は常に絶対正しいと思ってて他人に耳を傾けるということがまったくできず、気に入らないと何でもすぐ暴力でねじ伏せようとする男が、その馬鹿さ加減のせいでどんどん没落の一途をたどる話。
 当然だろ? としか思えない。

 これが人生の悲哀の感じられる物語になるためには、このアンドレアという男をこっちが愛せるようじゃないと駄目だと思うんですよ。こっちが共感できる人が、懸命に戦ってるのに、こういうふうになっていくなら、見ていてつらくなって、たぶん涙するだろうと思います。
 ところが私にはこのアンドレア、ただの石頭にしか見えません。「ちょっと、そりゃあんた無茶だわ」、と思うことばかりやってる。

 だけど実際にいつの時代もどこの国でも、世の中こういう父親ばかりじゃないか、そういう真実を見事に描いてるんだよ、と言われるかもしれません。
 しかし、もしそれがこの映画の価値なら、これは要するに「こんな人間になってはいけません」ということを教える教訓映画なわけですよね。そんな説教くさい映画、私は1度見れば十分です。はい。よくわかりました。

 ただ、この音楽は、全然関係ない時にもふと頭に中に流れてくるぐらい、名曲だと思うし、それからこのサンドリーノ役のエドアルド・ネボラ少年、めちゃかわいいし、演技上手で大好きなので、☆1つまでは下げませんでした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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