シルヴィア・シドニーを観るために
- taka さん
- 2019年1月4日 0時49分
- 閲覧数 219
- 役立ち度 1
- 総合評価
「フィルムノワールの世界vol.3」が公開されたので劇場鑑賞する機会に恵まれた。ありがとうシネ・ヌーヴォさん。
目当てはヒロインのシルヴィア・シドニー。
30年ほど前だと思うが、淀川長治さんが「日本人好みの顔立ち」と言っていたのでずーっと作品を観たいと思ってた。
戦前の作品なのでなかなかお目にかかれなかったがようやうチャンスを得た。
富める者と貧しい者が壁一つ隔てて生活しているところが舞台。
そこで両者がうまく共存できずに事件が起こる、という作品。
さすがに古い作品ということもあってどうしても画質が悪い。
それに、ノワール作品であっても当時は激しいアクションシーンも少ない。
名匠ウイリアム・ワイラーと言えど今観ると退屈するのは否めない。
ボギーの大根役者ぶりはご愛嬌というところ。
シルヴィアはさすがに可憐で今の時代でもそれなりに売れっ子になると思う。
悪役ボギーは身を隠すために整形しているという設定だが、戦前のこの時代にすでに整形手術というものがあったと知って驚いた。
2019年最初の劇場鑑賞であったが、作品としては可もなく不可もなく、といったところ。
長くないところがいい。
詳細評価
イメージワード
- 未登録
このレビューは役に立ちましたか?