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X (1996)

X - The Movie

監督
りんたろう
  • みたいムービー 4
  • みたログ 55

3.42 / 評価:12件

こんなに評価低いの?

  • dotolsutaba さん
  • 2007年3月31日 10時14分
  • 閲覧数 551
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

大ヒットメーカーCLAMP原作の世紀末超能力大戦・・・ですよね?(笑)

原作未完も含め、映画版アレンジ、TV版との比較、凄惨な描写や内容など、様々な側面から否定の声が多いことに少し驚いた。

だがそれらは全て事実だし、否定的になるのも止む無しだろう。
物語は「幻魔大戦」のリメイクか?同じ監督だし。そんな思いすらあった。

正直、何の予備知識もないままに鑑賞し、登場人物の多さとバックボーンとなる世界観の理解不足のため、話の展開についていくのがやっとで、あっという間に終わってしまった。

しかも戦いの連続で結末にカタルシスもない。
何だか納得いかない気持ちで、何気なく再度見返した。

するとどうだろう。
お話の展開はもうわかった。彼らのすることも知っている。その後どのような運命を迎えるかも。
こうなると、各キャラのセリフに集中できるわけで、そこに込められた想いの深さがガンガン伝わり始めた。

天の龍、地の龍という対立する立場に置かれてしまった主人公たち。
まるで八犬伝のように運命付けられた各キャラがそれぞれの想いの中で、戦いを繰り広げていく。

この虚しさ、刹那さをどう表現してよいのか。

監督曰く、短い時間の中でそれぞれのための見せ場を作ったようなものらしい。
そのテンポの良さが逆に抗えない運命の大きさをも感じさせ、力の弱さとは逆に想いの強さを引き立てていると感じた。

憎しみも恨みもないが、その信念のために相手を倒さなければならない。例え命に変えても・・・。
そして主人公は全てを救うために大きな力を得たはずだった。今は敵対する友さえも・・・。

哀しい想いが錯綜し、激しい戦いの中でその想いを果たせずに散っていく。

何故戦わなければいけないのか?
ラストは衝撃的だ。
一度目は理解不能だった。
二度目は号泣した。

きっと誰もが戦いなどしたいとは思っていなかったはず。
運命というにはあまりに悲惨。
その内容がこの低評価なのだろうが、私には逆にどんな崇高な理由だろうと戦いで失う物の大きさ、取り返しのつかない哀しさを感じ、長年お気に入りだった。

Xの演奏する「Forever Love」。
原作を読んでの書き下ろしだったのだろうか、有名な曲だが私にとってはいつまでもこの映画の主題歌として、聞くたびにラストシーンが蘇る。そしてこのタイトルがこの映画のテーマだったと思う。

でも圧倒的に否定派が多いので、それには逆らいません(笑)。

詳細評価

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