ここから本文です

夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY (1997)

監督
中島哲也
  • みたいムービー 43
  • みたログ 97

3.76 / 評価:33件

久々に観たらとても面白かった!

  • nqb******** さん
  • 2012年3月31日 3時33分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

休み直前、逆上がりが出来ないたかし少年(日高圭智)の周辺の出来事を丹念に描き込んだ作品です。

 逆立ちの出来ない5人は放課後、練習して来週の体育の時間までに出来るようにならなければならない。なぜならば、先生が言うには逆上がりは人生の勉強で、逆上がりが出来るようになるということは、つまり人生の困難を克服することになるらしい。ところが、たかしには逆上がりはただの逆上がりとしか思えず、1日目から放課後の練習をさぼってしまう

 身につまされる映画がいい映画…であるとすれば、こんなに身につまされる映画…というか、「見に覚え」がある映画はなかったな(^^;)
 逆上がりじゃないけど、高校生の時、「蹴上がり」が出来なかった。んでやっぱり試験があって、直前まで出来なかったものがいざ本番では出来てしまったという経験があります。
 そしてあつおの絵のエピソードに似たような事もありました。だからこの映画のエピソードには「うんうん、あるある」って頷けることが多く、すごく親近感を覚えるんです。

 親近感ということで言えば、この映画のロケ地が佐原だって事も一役買ってますね、オイラの場合。ここもオイラの住んでいるところからそう遠くない場所なんですよ。映画の冒頭の方のシーンでいきなり「佐原信用金庫」の看板が見えたとき、「ありゃ、佐原じゃん!」とうちの同居人と思わず顔を見合わせてしまいました(^^;)

 「夕御飯まだかな?」としかいわない岸部一徳さんが素晴らしい存在感を醸し出しております。歌も聴けるし(^^;)
 あ、歌といえば、予告編では全編を通してかかっているような印象を受けた「ケメ子の歌」(オリジナルは「ケメ子の唄」じゃなかったかなぁ?)ですが、ああいう使い方だったのはチト残念でした。

 個人的には雨に日の母と娘の交流シーンが好きですね。母と食べ合う大きなプディング、母の背中に甘える娘、雨に濡れるのをあれほど怖がっていた娘が雨の中で腕を広げるシーンなど、結構ぐっと来ちゃいました。

 残念なのは、それぞれのエピソードが際だっていいのに、作品全体としてのテーマが極めて分かりづらい事ですかね。なんというか、テーマの間口が広すぎるような気がするんですけど。観た人がそれぞれいろんな事を考えられていいのかもしれませんけど…。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 切ない
  • かわいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ