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MISTY (1997)

監督
三枝健起
  • みたいムービー 28
  • みたログ 290

3.13 / 評価:62件

かなり久しぶりに観たら

  • sue******** さん
  • 2019年11月3日 20時00分
  • 閲覧数 2688
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

どんな結末で描いたのか忘れてしまい、改めて観た。
原作を読んだのが中学生で、細かな記憶は忘れてしまったが、真実がいったい何なのか、ミステリーとは違う妖しい感覚を覚えたのは記憶している。
そのエロティシズムと前衛感を上手く漂わせた映像と、演者の妙。
粗暴で荒々しいはずの男を豊川悦司が演じるとあんなにセクシーになるのか、と改めてため息。
2019年で色気とエロティシズムをアートのように表現できる30代の俳優がどうしても思い浮かばない。

強い姐さん系の役が多い天海祐希が、色気ある女性を見事に表現していた。
現代ではないため、髪や服装で誤魔化す事ができない分、芝居…表情や目でいやらしい色気ではない、好きな男に見せる女の色気を表現していて、女優として見直した。

結末をどうするのか?
真実の解釈は?
女は必死に拒んでいたが、何かに導かれるように女から男を欲する。
それは愛し合う男女そのもの。
いったい女に何が起こったのか?
一瞬にして男に心を奪われたのか?

男の右手の甲には何かを隠すように紅い布を巻いている。
それを目にした事で女の態度が一瞬にして変わったのだ。
男の右手の甲にはトカゲのようなアザがある。
それがある事を知っていたかのように男に自ら激しくキスをする。

事が終わり男は涙している旅芸人のような少女なのか少年なのかを思い出し、苦しみの慟哭の中で自分の右手を切り落とす。
そして、牢獄の中、男は微かに喜びの笑みを…。

この映画の真実の描き方は、実は男と女は顔見知りで、女は男に恋心を抱いていた。
大人になり、犯されそうになるも、
男の手の甲を見て、その男はあの少年だったと思い出し、衝動にも似た行動をしたのではないか、と。
しかし、真実は藪の中…。

追記…
男は昔、女の母親を殺していた。
顔見知りではあるが、愛し合うにはあり得ない過去。
しかし女は自ら身体を許す。
女の心そのものが未知であり理解不能であり、ミステリーである。
それを描いていのかもしれない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 切ない
  • セクシー
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