イヤな奴は、目立つ。いい奴は目立たない。
- tengu3711 さん
- 2009年6月20日 1時57分
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東京のとある商店街に、男が帰って来る所から始まる。
東京の、お話。
黒沢清の「トウキョウ・ソナタ」の真逆の作品だね。
東京ってゆうのは、とにかく人が多いのよ。
そんな中には、ヘドが出る奴や、変な奴もいる。
でも、いい人だって、たくさんいる。
結局、イヤな奴とか、悪い奴、変な奴らって、目立つのよ。
だから、どーしても、なんでこんな奴らばっかりって思うんだけど、それは違う。
いい人間も、きちんと数いるんですよ。
ただ、いい人間というのは、至極当たり前のことを言うから目立たない。
普段、街歩いてても、そうでしょ。
奇声発したり、大声で怒鳴ってる奴らは、見えるけど、
黙って歩いている普通の人は、気に留めないでしょ。そうゆう事。
いい人ってゆうのは、大声上げたり、怒鳴ったりしない。
静かに、自分の意見を話す人。
この事に気付かないと、世の中汚ねぇ、とか、世の中信じられねぇになっちゃう。
周りを、もう一度よ~く見直してごらん。
いい人ってゆうのは、この東京にも、たくさん居る。
この映画は、そうした事を、説教臭く無く静かに教えてくれる。
桃井かおりが、珍しく控え目な演技で泣かせます。
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