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ジャングル大帝 劇場版 (1997)

Jungle Emperor Leo

監督
竹内啓雄
  • みたいムービー 7
  • みたログ 133

3.76 / 評価:25件

大自然と共存していることのうれしさ

  • hamutyu さん
  • 2007年4月4日 22時44分
  • 閲覧数 785
  • 役立ち度 36
    • 総合評価
    • ★★★★★

レオが好きになったのは幼稚園のころ。
シンバが好きになったのは職場復帰したころ。
劇団四季『ライオンキング』を好きになったのはバースディデート。

こんな関連の原点の素敵な作品を作ってくれたのは、手塚治虫氏でした。
何度も何度も繰り返して観た『ジャングル大帝』
動物園でも見たことがない様々な動物たちを見ることができて、
大好きなライオンが主役じゃ~わくわくするしかなかったことでしょう。

ライオンなら!☆・・・・ですがなぜこの作品にしたかといいますと
「すべての命は平等である」というテーマを、劇場版ではじめて映像化したからです!!
手塚アニメはその【サークル・オブ・ライフ】をすべての物語の基本として、
そのさらに奥を探求・追求して【この宇宙にはたったひとつの生命しかない。

だからこそ、すべての生命は平等で尊いのだ】だと見据えていました。
≪あなたの生命は私の生命≫
レオの壮絶な死から手塚治虫の生涯のメッセージを
読み取ってみたくなったからです。


ジャングルの王者ホワイトライオン≪レオ≫と妻≪ライヤ≫の間に
待望の赤ちゃんが誕生。レオは大喜びでジャングルを走り、
レオの仲間たちも一緒になって喜びました。

「月光石」という不思議な石を探す妖しげな男ハム・エッグ。
その石は、未知のエネルギーを秘めた石は幻の山「ムーン山」にあるというのです。
科学技術庁からの依頼でハム・エッグは部下たちと庁員のラムネと
一緒にジャングルに向います。

レオの子、≪ルネとルキオ≫は遊び盛り。
ルネのやんちゃぶりにはたじたじです。そんなある日、人間のつくったものを初めて見たルネたちは、
音のでる不思議な箱(オルゴール)が気に入りルネは人間の世界に興味をもちます始めます。

ある日、ジャングルで「死斑病」が大流行して、ライヤが息を引き取り
次々にジャングルの仲間たちが病におかされてしまいます。
そして最愛のルキオまでもが・・・。
何もできず悩むレオの前に、薬を持ったヒゲオヤジが現れます。
そしてレオは仲間を説得し、人間であるヒゲオヤジに治療を頼み・・・・。


ライオンと人間の言葉が交わせなくても、生きているもの同志の心のふれあいから通じるものがあり、
人間のため・動物のために真剣に正面を
向き合っている映像は大人になった今でも染み入るものを感じました。

皆が自己犠牲の下に死んでいき、最後はジャングルに蔓延する伝染病から救ってくれた人間のために、
レオも自ら命を捧げ、終始生々しい残虐さと悲しみに溢れたストーリーで涙が止まりませんでした。


アニメからでもジンジンくる素敵な映画。手塚作品をこよなく愛します。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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