ここから本文です

ジャングル大帝 劇場版 (1997)

Jungle Emperor Leo

監督
竹内啓雄
  • みたいムービー 7
  • みたログ 133

3.77 / 評価:22件

富田勲のテーマ曲はいいなぁ。

  • pin***** さん
  • 2013年11月8日 20時43分
  • 閲覧数 1149
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

新しいアニメーションがどんどん出てくる中では、手塚プロのアニメは随分と古臭く感じられてしまいます。

とはいえ、どことなくもっさりとした絵柄は手塚作品のアニメ化の特徴なのかもしれません。

幸い杉野昭雄が作画監督なので、多少はもっさり感が少なくなり、シャープなものになってはいますが。

りんたろうが監督した『メトロポリス』は、手塚治虫らしさをうまくアニメ化していたように思えますが、この『ジャングル大帝』は何を作ろうとしたのかがよくわかりません。

物語は原作の終盤、いわゆる「ルネ編」を中心に描かれています。

これでは、原作の『ジャングル大帝』を知らない人には、いささか不親切な物語になってしまうのではないでしょうか。

まあ、『ライオン・キング』が公開された後だけに、『ジャングル大帝』の前半部は、その焼き直しに思われちゃうと考えたのかもしれませんね。

もちろん、『ジャングル大帝』の方が本家だけど。

ただ、『ジャングル大帝』がただの動物の王様のお話かと思っている人には、月光石のエピソードを中心に持ってきたことが新鮮に感じられたかもしれませんが。

とはいえ、そのことによって『ジャングル大帝』の一面しか見られなくなり、レオの成長物語、新王国建設の物語、エジプト時代から続く古代文明の物語…これは後に『三つ目が通る』に引き継がれていったようなものでもあります…そうした壮大な物語としての広がりが感じられなくなってしまったのではないでしょうか。

月光石をめぐる物語も、初期の手塚漫画『来るべき世界』のような、A国とB国の対立という、国際的な広がりがなくなり、ハム・エッグの一人舞台となってしまっているのが残念でした。

もっとも、ハム・エッグは声を担当した立川談志の熱演もあり、どの手塚アニメよりも活躍の場が多く、印象的な役柄ではありましたが。

重要なキャラクターのケン一くんが登場しないのも残念。

少年たちの群像劇が見えないのもこれまた残念。

なんだか、残念のオンパレードになってしまったけど、富田勲のテーマ音楽はいつ聞いてもいいですなぁ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • 勇敢
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ