ここから本文です

萌の朱雀 (1997)

監督
河瀬直美
  • みたいムービー 62
  • みたログ 416

3.07 / 評価:121件

外国人になったつもりで日本の田舎を眺める

  • 空の青 さん
  • 2008年3月8日 12時39分
  • 閲覧数 433
  • 役立ち度 16
    • 総合評価
    • ★★★★★

もし私が映画好きなフランス人だったら、奈良の照葉樹林の山の上に建つ古い日本の田舎家とそこに住む日本人たちの風俗がとても魅力的に見えたかもしれない、と思いました。何より先に、もの珍しくて。そうでなくても、この映画の舞台となっている民家のお茶の間は、障子を開け放つと濡れ縁の遥か向こうに穏やかな緑の山々が連なっていて、すごく絶景です。画面から流れ出てくる空気感が、とってもいい感じ。

…なんだけれど、残念ながらそれ以上でも以下でもないかなー、というのが私の正直な感想です。なぜか、アッバス・キアロスタミ監督のイラン映画を連想しました。テンポが似ているのかな。これもそれも乱暴にくくれば、ヨーロッパ人好みの異国産「芸術映画」なのかも。でも私にとってキアロスタミ映画は退屈じゃなかったのに、これは退屈でした。日本人の観客として観ると、「もの珍しさ」ポイントがゼロだからかも。

映画では、山あいのど田舎に住むちょっと複雑な構成の三世代家族の十数年が淡々と描かれます。子どもたちの成長、淡い恋、気持ちのすれ違い、一人が失踪し、最後に別れが訪れる。うーん、芸術映画として見ても、テンポが遅いところがそれっぽい(?)けれど、映像表現はわり説明的でやや稚拙、とも感じられました。

(1時間半が長かったです。今回はレビュアー初心者の心意気で、レビューを書くぞ、書くからには最後まで見なくちゃ、とがんばりましたが、これからはこういう場合は正直に途中で見るのを止めて、レビューは書かないかもしれないです)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ