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萌の朱雀 (1997)

監督
河瀬直美
  • みたいムービー 57
  • みたログ 404

3.25 / 評価:112件

うーん、あっぱれ?!

  • mad***** さん
  • 2014年4月30日 1時42分
  • 閲覧数 1798
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

人間みな趣味嗜好も違うし、考えも感性も違います。当たり前のことですが、何か行動しようとする際、その当たり前のことに確信が持てなくなってしまい、他人がどう思うかが気になって身動きが取れなくなりがちです。その行動が無から有を生み出す創造的なものであれば尚更でしょう。ところが河瀬直美監督のこの作品にはその躊躇がまったく感じられません。観る者が登場人物の設定すら理解できず最初から最後まで首を傾げっばなしでも、そんなことはお構いなし、自分が創りたいものを創るんだという強い姿勢を感じます。その意味では、俗人の評価など眼中に無い浮き世離れしたゲージツ家なのかもしれません。しかし、権威ある海外の映画祭に出品するためのオファーはしっかりと取り付けてくる。WOWOWやバンダイの支援だって取り付けてくる。うーん、あっぱれ!と言いたくなるほどのしたたかさですね。そう、自分の創りたいものは他人にどう思われようと創る、その強さとしたたかさには勇気をもらいましたよ。自分がやりたいことは躊躇せずに行動に移せばいいのだと勇気づけられましたよ。
しかし、こういう強烈なゲージツ家の作品と対峙するには、観客側にも相当な強さが必要ですね。権威ある賞を取った作品だから、きっとどこかに高度な芸術性や高邁な思想が隠されているに違いないなんて、仰ぎ見る必要はまったくない。創り手の力量のなさや怠慢が原因で意味が分からないことに意味を見出そうと努力する必要はまったくない、そう思います。1時間半、無益な努力をした結果、そんな結論にたどり着きました(苦笑)。
尾野真千子という逸材を過疎の山村から発掘して世に出した功績こそがこの作品の存在意義だろうと思いますね。

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