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帰ってきたドラえもん (1998)

監督
渡辺歩
  • みたいムービー 39
  • みたログ 581

4.43 / 評価:148件

何度も見ている映画の1つです。

  • t19***** さん
  • 2017年1月26日 18時40分
  • 閲覧数 1592
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

何回もこの「帰ってきたドラえもん」を僕は見ています。
ある日、突然ドラえもんは22世紀に帰らなくては行けなくなってしまいます。
それを聞いたのび太は勿論最初凄く駄々をこねます。
そりゃそうです。
ずっと隣に居て生活の一部だったドラえもんがいなくなるのです。
のび太はそのまま押入れにこもってしまいます。
ここでのび太の父が来て「ずっと前にも似たようなことがあったな、うーん、そうだ。おばあちゃんが死んだときだな。あの時もお前そうやって押し入れで泣いてたな」このセリフにものすごい優しさを感じました。
そしてそれを聞いたのび太はおばあちゃんと約束しただるまのように「転んでも転んでも立ち上がる約束」を思い出します。
ここでのび太もドラえもんを気持ちよく送り出してやりたいという気持になったのでしょう。
どこか寂しそうな笑顔で彼はドラえもんと最後の食事を交わします。
次のシーンで中々寝れない二人は散歩へ出かけます。
そこでたまたまジャイアンと出くわしてしまいます。
最初ドラえもんに助けを求めようとした彼ですがその気持を押さえつけてジャイアンに決闘を挑みます。
ただやはり力ではジャイアンに到底かないません。
ボロボロにやられてしまうのび太ですが何度も何度も立ち上がります。
そして決闘の中盤で「ドラえもん...」と小さな声でつぶやきます。
結局のところそれがのび太なのです。
悪い意味ではなく、どんなにドラえもんを気持ちよく送り出そうとして強がってものび太の心のなかで辛い時に頼れて大切なのはドラえもんなのです。
なんとかジャイアンに勝った彼はドラえもんに一人で勝ったことを伝えます。
ここでも彼は精一杯の強がりを見せます。
ドラえもんがタイムマシンに入ろうとする時も「ドラえもん」と彼は寝言を言います。
そしてみんなにも「ドラえもんなんていなくてもやってける」とまた彼は強がりますがジャイアンとスネ夫に「ドラえもんが帰ってきた」と嘘をつかれてしまいます。
この時の彼の表情も心に残ります。
「本当の憎しみ、悲しみ、許せない気持ち」本当に嬉しい気持ちからの絶望と言うのは彼にとって、とてもきつかったのでしょう。
のび太はドラえもんが最後にくれた力(USO8OO)を使いジャイアンたちに仕返しをします。
ただ仕返しを果たした彼の表情はなぜか複雑なものでした。
仕返しを果たせた事以上にドラえもんがいない自分の無力さを感じたのかもしれません。
そして最後にひょんなことからドラえもんが帰ってきます。
泣きながらあべこべな事を言って抱き合います。
のび太ママがハンバーグを一つ増やすシーンにも暖かさを感じます。
最後にジャイアンやスネ夫、しずかちゃんの暖かさも感じることができます。
さて、長々と文章を書きましたがこの作品はのび太の人物像が細かく描かれています。
本当は凄く辛いのに最後まで強がってドラえもんが安心して帰れるように行動をする強い人間、またやっぱりドラえもんが居ないと弱音を吐いてしまう普段ののび太。
どちらか一面だけではない人間らしさが描かれていて涙なしでは見られない作品でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
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