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「A」

「A」

135

豊崎久美

3.0

偏見というもの。

一人ひとりの信者は極めて真面目に信仰しているのに、全員が悪と決めつけられる。 この、映画の主要登場人物の、荒木さんって人は昔テレビで見た記憶はあるけれど、少なくとも大声で糾弾している人達よりは、シンパシーを感じた。 自分が信じているものをあれだけ激しく否定、非難されるのは、そこに理由があったとしても辛い事だと思う。 又、これだけ多くの「馬鹿でもない人達」を騙したんだから「浅原」って人がある種の能力(才能みたいなもの)を持っていたのも事実なんだろう、内容の是非はともかくとして。 社会の矛盾に対する苦悩っていう純粋さが裏目に出るとこういう結果に繋がる場合もあるから、日本社会ってのは基本的に「ものを考える」教育をしないんだろうね。 下手に考えさせると危険って「偉い人たち」は思っているんじゃあないかな。

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