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「A」 (1998)

監督
森達也
  • みたいムービー 59
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4.02 / 評価:47件

メディアの暴力と正義のあり方を問う

  • A/Y さん
  • 2020年6月7日 23時18分
  • 閲覧数 112
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

事件後のオウム真理教の、おもに広報部に密着したドキュメント。
メディア/ドキュメンタリーの持つ暴力と、それでも取りうる正当な態度とはどのようなものか、といったことを問われた気がした。

印象に残っているシーン(メモ)
・公安警察のヤクザみたいな胸糞のワルさ
  〜ドキュメンタリーの倫理的葛藤
・被害者の会の会長の距離感だけは、一方的な価値観や偏見の押し付けがなかったように思われた
・人権問題の観点から、大学に呼ばれて討議の場がつくられるような試みもなされていたのには驚いた
(が、生産的な討議としては成立していないようにも。答える方も曖昧な受け答えしかできない)

オウムに残された/残った者たちは、「世間」との軋轢、試練に翻弄され、「ここまでなっても信仰心が揺るがないかどうか、試されている」というような見方をする者も少なくないようだが、
しかしただ単に、自らの信仰心を改めて徹底的に問い、向き合うことから逃げているだけなのではないか、とも思える。
自らのあり方について徹底的に問い、悩み抜き、考えているのは、この映画では、実は森達也だけではないか…。

詳細評価

物語
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音楽

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