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ねじ式 (1998)

監督
石井輝男
  • みたいムービー 31
  • みたログ 431

2.87 / 評価:67件

後半だけなら☆4つ

  • achakick さん
  • 2009年4月4日 14時00分
  • 閲覧数 1144
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

71点

タイトルにある「ねじ式」だけじゃなく、つげ義春のいくつかの短編を一本にまとめたような映画。
正直、「ねじ式」以外はあまりよくない。
つげマンガの中でも、実体験に妄想を織り込んで、それを文学的エッセンスでくるんだようなタイプの話ばかりが選ばれていて、エロいだけだった。
それも下品なエロ。そんなに乳とかにカメラがよる必要はないし、長ったらしいしで、Vシネっぽい描写のチープさを感じた。
寺山修二っぽいハデハデな演出もあまり成功してるようにはみえないし、最初と最後の地獄じみた映像はハッタリにみえてしまった。
ただ、「ねじ式」の出来は予想以上に良い。この話だけを評価するなら77点。
原作の荒唐無稽な夢のような雰囲気が首尾よく映像化されていて、戦艦が大砲を撃つ海を背景に女医が登場するシーンは、あまりにもマンガ通りで感動した。
今回映画版を観て、あらためてつげ義春のもつ夢幻ストーリーを紡ぐ才能を再認識した気分。
こうゆうほどよく壊れた話を創るのって、簡単なようでとても難しいと思う。
この映画ももっと、つげマンガの中でも妄想系の話じゃなく、たとえば「スルメ固め」とか夢幻系の話だけを収録していればよかった。
そのほうが全体を通した一貫性があったように思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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