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釣りバカ日誌10 (1998)

監督
栗山富夫
  • みたいムービー 5
  • みたログ 175

2.94 / 評価:31件

鈴木さんが鈴木建設ビルメンテ下請けに

  • kun***** さん
  • 2017年1月31日 9時17分
  • 閲覧数 375
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

採用される。
出だし、鈴木社長、娘から借金を頼む電話が有り、泣き落としに不快になり、
重役会議でも坪単価25万の大手チェーン店の鉄骨とサイディングだけの、耐久
年数8年のバラックの様な建物を大量に作るって自分の建築精神に反する方針
にキレ、衝動的に退職すると出ていく。
それから下請けビルメンテの社会を経験するんだけど、大手建設重役の世界と
下請けの世界が、一人の人物により経験される訳で、如何にも映画、コメディ
映画。
絶対と言って良いくらい有りえないけど、それぞれの社会が違和感を感じない
良く取材されてるのでしょうね。
鈴木さんはただの気まぐれで、メンテ工やってるけど、気持ちは社長なので
鈴木建設の総務管理職の人に喧嘩を売ってしまう。
慌てたのはメンテ会社の管理職、アンタは96%首だと微妙に言い回しする。
自分も下請け社員で、それもゼネコンから見れば4次位の下請けで、3次下請け
2次下請けの人にさえ頭を低くし、ましてゼネコンの社員さんは雲の上の様な
人で、そんな人に対し声高に意見するなど恐れ多すぎて、メンテ会社の管理職の人の態度が凄くリアルに感じましたね。
共同脚本のどちらが掛かれたシナリオなのか判りませんが、世の中を良く判ってらっしゃる。
山田朝間両方は良き師弟コンビの様で、弟子と言っても私より年齢は上なので
偉そうに言うのもはばかれますけどね。
寅さんシリーズでもタコ社長の印刷工場風景が出て庶民感覚がずれてない。
お二人共高学歴のクリエーターなので、バイト位の経験が有るかと思うけど、一般賃金労働者生活が僅かしかない中で、庶民感覚とか社会を良く理解されてるのは、社会に関心が深いからなんでしょうね。
アル高名監督の息子が親の7光でコメディ映画を監督して作ってるけど、表面だけ面白がらせようとしてるけど、滑りっぱなし。
笑いとは共感ですから、おふざけで笑えるわけがない。
涙映画もお笑い映画も共感が涙と笑いを誘う訳で、社会を正しく掴んでないのなら、作るだけ無駄。
一番受けたのは電球を取り換えに鈴木さんが脚立を抱えて入って来る処。
重役達にはすでにバレてる会議室天井の電球。
全員が固まってみてる。
鈴木さんがおもむろに脚立に登ろうとすると皆慌てて支えようとする。
わざとらしさが出るとこのシーンは大失敗になる。
三国さん他ベテラン俳優の演技の見せ所。
随分神経を使ったシーンでしょうが素晴らしい。

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