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愛を乞うひと (1998)

監督
平山秀幸
  • みたいムービー 199
  • みたログ 689

4.03 / 評価:350件

ただただ胸が締め付けられた

  • muu***** さん
  • 2016年12月30日 4時44分
  • 閲覧数 10661
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

子供への虐待シーンは見ていて辛い。
人は一歩間違えれば虐待されて育った訳でなくともあのような虐待親になりうるのではないかと思う。
全てが虐待している当事者の心が満たされず荒んでいる事から始まるのではないだろうか。

そういう心境の時に人は自分より弱いものに当たるのではないかと感じた映画だった。
愛しかたを知らない人は愛されたことがないからなんて言うけどそれは違うと思う。

溺愛されて育っても、自分に子供ができたときに同じように溺愛出来るとは限らない。
そういう人間をリアルで見てきている。

虐待されて育った人間に同じ道を辿ってしまう確率が高いだけであり、誰しもが鬼畜になりうる素質を持っていると思う。

映画の話に戻り、虐待母の過去の描写などがあってもいいのではないかと思った。
また中井貴一は、いくら原田美枝子が虐待したからといって原田美枝子の心の隙間、闇にとっくに気付いているはずなのに子供と出ていってしまう冷たさにはちょっと残念でならない。
本当に愛した女ならば、子供が生まれたからといって愛情が子供だけに移るわけではないと言葉でも態度でも表現できたはずだ。

二人で出ていく後ろで「一人にしないで」と泣いている原田美枝子が痛々しくて辛かった。
家族とは所詮は他人、外国でも血の繋がりを大切にするとはいえ所詮他人なのだなと改めて解った映画でもあった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 恐怖
  • 絶望的
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