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暗黒街の顔役 (1932)

SCARFACE/SCARFACE: THE SHAME OF THE NATION

監督
ハワード・ホークス
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4.00 / 評価:49件

暗黒街の顔役

  • bar***** さん
  • 2019年2月25日 21時09分
  • 閲覧数 371
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

暗黒街の顔役。『スカーフェイス』の元となった作品ですね。アル・パチーノは素晴らしいのですが、ポール・ムニ(こちらの主演)も素晴らしいです。

作品の筋としては……私がデ・パルマが嫌いというのもありますが、こちらの『暗黒街の顔役』のほうが優れていると思います。まずテンポがいいです。それに全体的によくエピソードがまとめられています。派手さでいえば、『スカーフェイス』に軍配が上がりますが、シックなギャング映画かどうかでいえば、断然『暗黒街の顔役』です。

物語はある男の盛衰を描いています。これは『スカーフェイス』と同じ。いささか乱暴すぎるような男の生きざまです。邪魔者を排し、おのれの欲望に忠実に生きていった彼は、残酷さの塊になってしまう。そうして気が付いたら一人になってしまうんですね。

ギャング映画はこの物語形式がスタンダードで、この物語形式を作ったのがこの映画かもしれないと思うと、感慨深いものがあります。ギャング映画は裏切りと蹴落としの連続です。そうしてなしあがっていった人間は、いずれやがて自分も同じ目に遭う。それを避けるには『ゴッドファーザー』のヴィトー・コルレオーネのように信念をもって生きなければならないかもしれません。

『暗黒街の顔役』は非常によくまとまった映画なので、ギャング映画といえば必見の作品であるかもしれません(ただ良い映画かと聞かれると、私は期待しすぎない方がよいと忠告するでしょう)。やはりどこか娯楽主義の感じがある作品です。文芸作では決してありません。ですから勘違いしないように。

詳細評価

物語
配役
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