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ドゥ・ザ・ライト・シング (1989)

DO THE RIGHT THING

監督
スパイク・リー
  • みたいムービー 98
  • みたログ 610

3.47 / 評価:171件

ファイト・ザ・パワー?

  • sleepy spirit さん
  • 2011年9月7日 15時37分
  • 閲覧数 1324
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

僕は基本的にスパイク・リーの物の見方というのが、あまり好きではないのですが、この作品を観て、単純にピザ屋のイタリア人親子がかわいそうに思いました。

スパイク・リー演じる主人公も、もちろん差別に苦しんでいるのかもしれませんが、ピザ屋で酷い仕打ちを受けているようには全く思えなかったからです。
だって、ハードワーカーを笠に着る人も嫌ですが、この主人公、慎ましやかさがゼロでしょ。だるいのはわかるし、それをある程度外に出したってしょうがないと思うが、さして彼を抑圧するわけではないイタリア人の雇い主の実は含んでいるある種の寛容さに反抗的態度をとるのは違うように思うので。仕事中に店の電話で雇い主の前で堂々とだらだら恋人と話したりしていて、個人的には公私混同だろうが、仕事中に必要があれば、彼女と連絡を取ることが物凄い罪なことだとは思えませんが、それを暴力的にイタリア人達は止めることもしていないのに、ふざけんな的態度をとるのは、不遜すぎると思います。

もちろん、スパイク・リーは主人公を肯定的に描いているわけでもないと思いますが、最後、イタリア人から給料をたくさん受け取ってその場を去りますし。

とはいえ、これは黒人のみならず、それを取り巻く人々たち全員の絶望を描いているのだと思います。
ただ、時々、スパイク・リーは「弱っている権力者」(この場合はピザ屋?)を叩くのが好きなのかなあと思うことがあります(「インサイド・マン」もものすごく悪い人なのですが、新聞社の社長に敵意、怒りむき出しで迫る、(デンゼル・ワシントンの相棒の)黒人が個人的には嫌な感じでした。それはあなたの仕事じゃないでしょ、と。

的外れなレビューでしたら、申し訳ありません。ですが、この人はポジティブなメッセージを全面に押し出した方が、いいのではと思いました(性描写がやや露骨ですが、「ラスト・ゲーム」などは好きです)。

後、ジョーダンの靴が好きな人などはお分かりになると思いますが、この人のファッション的な要素も嫌いではありません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
  • コミカル
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