透明人間
ma2********
2.0点
1933年の作品にしては透明人間の映像の完成度が高い。 透明人間になってしまう科学者(クロード・レインズ)なんだけど、実験の副作用としても彼の尊大な態度や躊躇せずに人を殺すことに対して全く感情移入出来なかった。そんな感じなので、コミカルに成り得るシーンでさえ、全く和まず。 透明人間が無敵だと思い上がり、世界征服を目論む身の程知らずさは、1933年当時だとそう思えるのだろうか? 現在なら透明人間になれてもそんなに武器にならないと思う。しかも、元に戻れないなら尚更。 飲み屋兼宿屋のおカミさんが良い味を出してたなぁ。 助演女優賞ばりの演技力!
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