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トゥルー・カラーズ (1991)

TRUE COLORS

監督
ハーバート・ロス
  • みたいムービー 11
  • みたログ 92

3.11 / 評価:27件

キューザックとスペイダーの友情物語

  • Shoko さん
  • 2009年9月1日 18時24分
  • 閲覧数 1108
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

最後までみた感想、、、「そう悪くもなかった」です。
三つ星半。

大きなマイナス要素は音楽です。
何度も繰り返されるサックスのきいたテーマ音楽はまるで1985年の映画「セント・エルモス・ファイアー」からそのまま借用してきたかのようで、この映画の内容までセンチメンタルな80年代の青春恋愛ものなのかと誤解してしまいます。
いまにもロブ・ロウとデミ・ムーアがでてきそう。
てっきり同じ作曲家なのかと思ったら、全然違う。
それでは80年代に作られた映画だからこうなったのかと思ったら、製作年度1991年。
映画の時代設定が80年代だから、わざとこの頃を表す音楽にするようにと監督から指示があったのでしょうか。
とにかくあまりに酷似しているので、古さをかんじてしまいもったいないです。

さらに主役二人の男性から愛されるダイアナ役のイモジェン・スタッブス。
重要なキャラクターなのですが、彼女自体にあまり魅力を感じられなかったので、ダイアナの運命にも彼女に同情心を覚えるというよりも「身から出たサビ」「同じ穴のムジナ」などといった冷たい感想をもってしまいました。

さてそんな調子であまり期待もなく見ていたのですが、鑑賞していくうちに、これが意外とおもしろい。
この作品のテーマは「友情」。
それをアメリカの政治の世界を舞台に描いています。
「セント・エルモス・ファイアー」のような青春群像劇ではなく(これはこれなりにおもしろかったのですが)、フォーカスすべきは、若き日のジョン・キューザックとジェームズ・スペイダーの演技合戦。
二人ともちょっとクセのある映画がはまる個性派かつ演技派アクターなので、彼らがどのようにこの異なる社会階層、異なる指向をもった親友同士の直面する運命を演じているか、そこに注目するとおもしろさがみえてきます。

友情、愛、裏切り、、、起承転結のある展開にはテレビのトレンディ・ドラマのようにずっと興味を魅きつけられますし、終わり方もいかにもアメリカ映画というかんじで悪くないです。
映画的完成度の高さより、キューザックとスペイダーを見てみよう、という軽い気持ちでのぞむと意外にいいと思える娯楽作品でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
  • 切ない
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