エル・オレンス
5.0点
エリック・ボゴシアンは、舞台版でも主演しているだけあって、流石の名演!もう完全に彼の独擅場ですね!DJが毒舌マシンガントークを繰り広げるだけの映画なのに、最後の最後までグググっと惹きつけられてしまう・・!(同1988年の米国アカデミー賞演技賞の候補にすら挙がっていないのが不思議でならない) 顔や表情が全く見えない相手と討論する緊張感も半端ないし、ガラスに映る顔とガラスの向こうに見える顔が並ぶ映像演出は、オリバー・ストーンならではのセンスが光ります。 O・ストーン監督作の中では、前年の『ウォール街』(1987)と並ぶ社会派映画の傑作と言えるでしょう。 ====================================== ★1988年ベルリン国際映画祭 個人貢献賞(エリック・ボゴシアン)受賞
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