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トータル・リコール (1990)

TOTAL RECALL

監督
ポール・ヴァーホーヴェン
  • みたいムービー 129
  • みたログ 4,169

3.71 / 評価:964件

今見ても、近未来の世界観がユニーク

  • wxj***** さん
  • 2020年12月1日 13時46分
  • 閲覧数 384
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭、見渡す限り真っ赤な荒野に、宇宙服を着た自分と見知らぬ黒髪の女が立っている。
すると突然足場が崩れ、火星の砂丘を転がり落ちてしまい、バイザーは破損。
真空状態でもがき苦しむところで、ハッと目が覚める。夢だったのだ。

近未来の地球、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる男、ダグ・クエイド。
美しい妻ローリーと共に、平凡だが満ち足りた生活を送っている。
彼は、毎夜同じ火星の夢にうなされる事に、悩まされている。

ローリーのシャロン・ストーンが、妖艶でセクシーで驚くほど美しい!

植民地が築かれ、多くの人類が居住している火星の様子がニュースで報道される。
酸素が少なく、エネルギー採掘会社と反乱分子の間で争いが絶えないという。

労働者のクエイドは、「理想の記憶を売ります」という広告に惹かれる。
職場の同僚に反対されるが、体験したことのない記憶を販売する「リコール社」を訪問。

火星を救う秘密諜報員、というプログラムを試すが、トラブルが発生して中断。
タクシーで帰途につくが、同僚や謎の集団に命を狙われることに。

タクシーの運転手がロボットだったり、近未来設定のSFの世界観が楽しい。
車もカッコいいし、色んな機械や建造物の映像などスタイリッシュで斬新。

今では何でもCGで出来ちゃうけど、90年当時はセンセーショナルだっただろう。
30年経った今見ても、古臭いけどどこか新しくて、工夫のあれこれが面白い。

帰宅するとローリーからも襲われ、クエイドの記憶は全て偽物だと告げられる。
追手が迫ってきて、なんとか振り切った彼は、謎の男からカバンを受け取る。

中には、自分と瓜二つのハウザーという男からのメッセージがあった。
自分は何者なのか、謎を解くためにクエイドは、火星に向かう。

到着した火星の空港で、太ったおばさんの中からクエイドが姿を現す。
これ、当時は画期的で、衝撃的だっただろうな。ワクワクして可笑しかった。

激しい銃撃戦が展開され、バイオレンスもアクションもテンコ盛り。
シュワちゃんも全盛期で、豪快な肉弾戦もド派手で大迫力で素晴らしい。

そして、夢にいた女性メリーナと会い、組織との攻防戦が展開していく。
とにかく展開が早くて、テンポが良くて飽きさせず、ハラハラドキドキ。

火星では、さらにSFファンタジー満載で、ミュータントなども出現する。
ガンガン殺しまくるグロさもあり、ぶっ飛んだ演出の数々が愉快。

女性二人も負けじと戦って、アクションを披露しているのもスゴイ。
色んな物を破壊しまくり、お金かかってるなー、という超大作感もある。

クエイドは反乱分子の拠点に逃げ込み、ボスのミュータントと対面する。
その超能力で彼に隠された記憶を取り戻し、ある衝撃の事実を知る。

後半の戦いは、裏切りや駆け引きも盛り込み、人間ドラマも楽しめる。
いつ、どこから攻撃されるか分からない、緊迫感さえも面白い。

宙に飛ばされていったり、最後までどうなるか分からないのも良かった。

火星が舞台という壮大なスケール感も、夢があって娯楽作として最高。
ラストに広がる美しい風景も、メリーナのあの一言も粋でカッコイイ!

これらは全て現実なのか夢なのか、分からないけどそんなこと関係ない。
二人が手を合わせ、多くの人々を救った正義の英雄譚としても爽快。

SFって本来好きなジャンルじゃないけど、さすがに面白かったなぁ。
シュワちゃんの顔芸も、体を張った若き日の活躍ぶりも楽しめました。

何より、未来のテクノロジーの数々等、未来への豊かな想像力がお見事。
近未来や火星の世界観を再現しようという、映画作りへの情熱を感じさせた。

ぎっしりと濃い内容が詰まっていて、エンタメ性が高い作品でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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