あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(2件)
- oce********
3.0点
アガサ・クリスティ原作の中ではマイナーな方に入る「無実はさいなむ」の映画化版。 友人の冤罪を晴らすためカルガリー教授は遺族の屋敷を訪ねる。 だが遺族はどれも否定的な反応を示し、事件の解明に協力しようとしない。 動機のある人間が多く、それが犯人当てという点でミスリードをしている。 探偵役にドナルド・サザーランド。 他の人物にフェイ・ダナウェイやクリストファー・プラマーなど豪華な俳優陣。 でも印象に残らないのはやたらと暗い背景に、犯人が誰でもよいという展開だ。 ハードボイルド風の物語もクリスティ作品とはあまり似つかわしくなかった。
- kao********
4.0点
大好きなアガサ・クリスティ小説の映画化。 殺人罪で処刑された人物の無実を証明しようとする科学者(ドナルド・サザーランド)の捜査を描くミステリー。 共演者が、フェイ・ダナウェイ、クリストファー・プラマー 、サラ・マイルズと超豪華な布陣。 最近、ミス・マープルの事件簿(TVドラマ)で本作のストーリーが使われているのを見たが、当作品はミス・マープルは登場しません。 内容はネタバレになるので触れないが、数有るアガサ・ミステリーの中にあっても秀作の1作。 明かされる真実も衝撃だが、触れたくない過去を暴かなければならないドナルド・サザーランドの心中と行動が見事でした。 「オリエント急行‥」「そして誰もいなくなった」に匹敵する作品でしょう。 そして、登場シーンは少ないものの、フェイ・ダナウェイの存在感、クリストファー・プラマーの謎に満ちた夫役には、感服しました。 流石は名優の称号を手にした面々です。
スタッフ・キャスト
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