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ドーベルマン・ギャング2

ドーベルマン・ギャング2

THE DARING DOBERMANS

98

bakeneko

5.0

ネタバレ最後に残ったのは..。

1972-73年に連作されたドーベルマンギャングシリーズの2作目=完結編で、1作目のお話を引き継ぎつつ、更に計画密度を増した犬による銀行強盗手段とその顛末をきちんと纏めた佳作であります。 防犯システムの発達した現在ではまず成立は不可能ですが、まだまだ人間主体のアナログな警備システムが主流であった1970年代には実現可能であった奇想天外な“訓練犬を用いた銀行強盗”法をサスペンス仕立てで描いたドーベルマンギャング連作は、1-2作がドラマの前、後編としてきっちりと繋がっています。 前作から引き継いだ主演の犬達が、1作目に露呈した弱点を補完する詳細な訓練によってより完璧な犯罪を遂行する過程は、綿密に仕掛けられたドミノ倒しが機能する様を観ている様な快感が有りますし、本シリーズの最大の引っ掛かりどころである“犬が可哀想”と言う側面も、犬達と無償の友情を結ぶ少年の活躍で見事に指示する犯人と使われる犬達の形勢が逆転して爽快な完結を見せてくれます。 御家族で楽しめる奇抜な発想を楽しめる連作シリーズですので、今度こそソフト化しましょうよ業者さん! ねたばれ? タイトル的には「ドーベルマンギャングIII」と言う作品も有りますが、前2作との関連性はありませんのでご注意を!

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