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ドールズ (1986)

DOLLS

監督
スチュアート・ゴードン
  • みたいムービー 8
  • みたログ 75

3.70 / 評価:23件

フィルムに書かれた【おとぎ話】

  • むびず_えぬぴー さん
  • 2008年10月18日 21時53分
  • 閲覧数 311
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

 本作を一言で言うならば”おとぎ話”です。
一部描写に血生臭い所はあるものの、決して
登場人物達は無差別殺人鬼の恐怖に晒されている
訳ではありません。

 不思議な空間の中で、自分達の中の「何か」が
死を招き、「何か」が彼らを救うのです。

 それを殺されてしまった人は知る由もありませんが、
見ている私達にははっきりと理由が判る事でしょう。


 実は私はこの監督の作品はどちらかというと
テンポ良く構成される非ホラー系作品の方が
ツボにはまりますが、【死霊のしたたり】を
始めとした血生臭い作品でも物語の纏まりが
良い事が感じられる、所謂「上手い」監督です。
 
 そんな彼が築き上げた作品世界の骨子は、
決して人形が人を襲う恐怖を描いた訳では無い所に
特徴があります。

 あくまで魔法使いの屋敷に訪れた少女の物語であり、
後の作品が描く【人形対人間】とややプロットの
重きの置かれ方が違うので、類似作の中に埋もれない
個性を持っています。

 続編の話が浮かんだものの結局撮影されなかったのは、
その作品の性格によるものなのでしょう。
(別作品が【2】とされていますが)

 しかし”おとぎ話”の様な話だからこそ、一編の物語の
終わりと共に表紙を閉じたままにする、そんな潔さこそ
この作品に似合う気がします。

チープな作りの作品ではありますが、後味も良く忘れ難い作品です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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