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暗黒への転落 (1949)

KNOCK ON ANY DOOR

監督
ニコラス・レイ
  • みたいムービー 4
  • みたログ 33

3.86 / 評価:14件

環境か本性か?

  • bakeneko さん
  • 2018年5月11日 9時54分
  • 閲覧数 267
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ウィラード・モトレイの同名原作の映画化作品で、(1947年のデビュー作『夜の人々』が、ハワード・ヒューズがRKOを買収されて1949年まで公開が延期された為に)、ニコラス・レイ監督の実質的なデビュー作であります。また、ハンフリー・ボガード主演の“法廷サスペンス+犯罪ドラマ”ですが、不良青年を演じたジョン・デレクも始めての主役級の役デビュー作であります(本作の撮影現場で、共演したハンフリー・ボガートはデレクに対して「良い面構えをしているよ。けど、それだけでは物足りない。まだまだヒヨッ子だ」と評しています)。
警官射殺の容疑者ニック・ロマーノ(ジョン・デレク)が弁護士アンドリュー・モートン(ハンフリー・ボガート)に弁護を依頼してくる。ニックの父親は無実の罪で傷害罪に問われたが、弁護を依頼されたモートンが断ったために、一審で有罪とされ、後悔したモートンが上告している最中に獄舎で死亡した負い目があった。モートンはニックがギャングへと転落して言った過程を説きながら、検察側の証人を一人づつ論破して行くが…というお話で、後に「理由なき反抗」でティーンの心情をデリケートに描き出したレイ監督の話術が窺えるデビュー作となっていて、イタリア移民の生活と不良化の様子も活写されています。
大方の観客の予想を裏切るビターな決着も辛口な作品で、シカゴの貧民窟スキッド・ロウの様子は、「ゴッドファーザー」等のNYのイタリア人街と違うやばさを感じさせますよ!

ねたばれ?
本作の被告青年役のジョン・デレクは艶福家として有名で、後年は俳優業よりも“美人女優の妻のプロデューサー≒ひも”として知られています。ウルスラ・アンドレス(1957年 - 1966年)、リンダ・エヴァンス(1968年 - 1974年)、ボー・デレク(1976年 - 1998年)らと結婚していて特にボー・デレク主演の「類猿人ターザン(1981年)」では監督にも挑戦しています(ターザンの活躍よりも妻:ボー・デレク演じるジェーンに焦点を当てている珍品“ターザン映画”です-ゴールデンラズベリー賞 最低主演女優賞受賞!)。

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