あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(11件)
- 中村モンド
1.0点
まるでイギリス喜劇のMrビーンを見ている様な印象を持った。余りにも誇張された機関銃みたいな早口や動きには白けて、途中、途中を小間切れにして、やっと3日間で見終わった。見るのに疲れた。
- Kurosawapapa
5.0点
映画の大半は邸宅の一室のみが舞台、 また、118分間とコメディとしては比較的長丁場の枠内で、 次から次へと新たな展開を生み出していく脚本の妙に、驚きを隠せない。 アメリカンドリームやヒューマニズムを描いてきたフランク・キャプラ監督だが、 本作に限っては、 道徳 や 倫理 を無視した異色作。 なにせ、可愛らしい老姉妹が孤独な老人を家に誘い込んでは、毒入りワインを飲ませ殺害するという物語。 老嬢たちには、三人の甥がいる。 ・自分のことを大統領だと思い込んでいる精神障害者のテディ ・狂気の犯罪者ジョナサン ・劇評家で新婚の主人公モーティマー(ケイリー・グラント) この三人に結婚相手のエレーン(プリシラ・レイン)、警官オハラ(ジャック・カーソン)などが加わり、ドタバタ劇が展開される。 姉妹にとって、毒入りワインを飲ませるのは、 殺害というより、天国に行かせてあげる慈善事業。 死体も写さず、問題の地下室も写さないので、観る側の想像力をかきたてるとともに、ストーリーは お伽話のように展開。 途中、映画の話になり、 「 ホラー映画なんて作るべきじゃないわ 」という洒落も盛り込まれている。 老姉妹の、 近所で評判なほどの優しさ と 毒殺 、 この大きなギャップがこの映画のミソ。 不調和を感じながらも、 いつの間にか二人の温かい笑顔に丸め込まれてしまう。 ケイリー・グラントのオーバーアクションを含め、 本作は、あくまでも明るく、あくまでもコミカルにというコンテンツを崩さない。 特に後半30分の、 テンポある一挙手一投足、 畳み掛ける “オチ” の数々は見事。 この映画、 疑心暗鬼で鑑賞してみたものの、ちょっとした宝くじ当選気分☆ 埋もれていたクラシックの名作。 キレのいい会話劇を存分に堪能できるブラックコメディです☆
- カッチン
3.0点
F・キャプラ監督なので見ました。結構アメリカンブラックコメディが多く日本人にはそんなに笑えないかもしれないです。 なんと老婆二人が悪気はなく人を殺すのが趣味・・・ちょっとありえないかな。。。
- jas********
2.0点
舞台劇の映画化だったんですね。 確かにそんな感じです。 場面は古いお屋敷内中心、 そこにいろいろな人間たちが 入れ替わり立ち替わり登場してきます。 スクリューボール・コメディを 引きずっているような内容で、 特に主演のケーリー・グラントは、 マシンガントークがかなりうるさいです。 タイトルからもおわかりのように、 完全なブラックコメディーなので、 そっち系統が好きな方には楽しめるのではないかと。
- ami********
3.0点
この作品は、いくらキャプラが好きでも、票が分かれるでしょうね。 ブラックユーモアが嫌いな人にはお奨めしません。 1941年にできたこの映画は、キャプラが既に何作も 大作を成し遂げた後の映画ですから、不勉強とか未熟とか そういった類ではないですが、好みの問題ですね。 物語の内容についてはなんて書いてよいのやら、、 これは他の人に譲ります。 ブラックユーモアですから。 なので、出演者について少し書きます。 今回のケイリーグラント(主役)は、前半はなんて美しい 男性!クラークケントを始めてみた時の、作り物的な美しさ を思い出す感でしたが、後半は、ちょっちょ!・・・ 観てられません。。私的には痛々しく観てられませんでした。 面白いのが、彼の兄貴役で且つ殺人奇のRaymond Massey。 彼は、彼の有名なフランケンシュタインを演じた、 Boris Karloff(ボリスカーロフ)に似ていると言う理由で 採用されたらしいんですが、映画中は区別がつかないくらい 似ていました。 前半奇奇怪怪。 後半ドタバタ。 ですが、ブラックユーモアがお好きな方はどうぞご覧下さい。
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