毒薬と老嬢

ARSENIC AND OLD LACE

118
毒薬と老嬢
3.3

/ 31

23%
19%
32%
13%
13%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(11件)


  • 中村モンド

    1.0

    毒薬と老嬢

    まるでイギリス喜劇のMrビーンを見ている様な印象を持った。余りにも誇張された機関銃みたいな早口や動きには白けて、途中、途中を小間切れにして、やっと3日間で見終わった。見るのに疲れた。

  • Kurosawapapa

    5.0

    最後まで吸引力が落ちないブラックコメディ

    映画の大半は邸宅の一室のみが舞台、 また、118分間とコメディとしては比較的長丁場の枠内で、 次から次へと新たな展開を生み出していく脚本の妙に、驚きを隠せない。 アメリカンドリームやヒューマニズムを描いてきたフランク・キャプラ監督だが、 本作に限っては、 道徳 や 倫理 を無視した異色作。 なにせ、可愛らしい老姉妹が孤独な老人を家に誘い込んでは、毒入りワインを飲ませ殺害するという物語。 老嬢たちには、三人の甥がいる。 ・自分のことを大統領だと思い込んでいる精神障害者のテディ ・狂気の犯罪者ジョナサン ・劇評家で新婚の主人公モーティマー(ケイリー・グラント) この三人に結婚相手のエレーン(プリシラ・レイン)、警官オハラ(ジャック・カーソン)などが加わり、ドタバタ劇が展開される。 姉妹にとって、毒入りワインを飲ませるのは、 殺害というより、天国に行かせてあげる慈善事業。 死体も写さず、問題の地下室も写さないので、観る側の想像力をかきたてるとともに、ストーリーは お伽話のように展開。 途中、映画の話になり、 「 ホラー映画なんて作るべきじゃないわ 」という洒落も盛り込まれている。 老姉妹の、 近所で評判なほどの優しさ と 毒殺 、 この大きなギャップがこの映画のミソ。 不調和を感じながらも、 いつの間にか二人の温かい笑顔に丸め込まれてしまう。 ケイリー・グラントのオーバーアクションを含め、 本作は、あくまでも明るく、あくまでもコミカルにというコンテンツを崩さない。 特に後半30分の、 テンポある一挙手一投足、 畳み掛ける “オチ” の数々は見事。 この映画、 疑心暗鬼で鑑賞してみたものの、ちょっとした宝くじ当選気分☆ 埋もれていたクラシックの名作。 キレのいい会話劇を存分に堪能できるブラックコメディです☆

  • カッチン

    3.0

    想像と違いました・・・

    F・キャプラ監督なので見ました。結構アメリカンブラックコメディが多く日本人にはそんなに笑えないかもしれないです。 なんと老婆二人が悪気はなく人を殺すのが趣味・・・ちょっとありえないかな。。。

  • jas********

    2.0

    好き嫌いの分かれるコメディー☆2.0

    舞台劇の映画化だったんですね。 確かにそんな感じです。 場面は古いお屋敷内中心、 そこにいろいろな人間たちが 入れ替わり立ち替わり登場してきます。 スクリューボール・コメディを 引きずっているような内容で、 特に主演のケーリー・グラントは、 マシンガントークがかなりうるさいです。 タイトルからもおわかりのように、 完全なブラックコメディーなので、 そっち系統が好きな方には楽しめるのではないかと。

  • ami********

    3.0

    ブラックだね・・・

    この作品は、いくらキャプラが好きでも、票が分かれるでしょうね。 ブラックユーモアが嫌いな人にはお奨めしません。 1941年にできたこの映画は、キャプラが既に何作も 大作を成し遂げた後の映画ですから、不勉強とか未熟とか そういった類ではないですが、好みの問題ですね。 物語の内容についてはなんて書いてよいのやら、、 これは他の人に譲ります。 ブラックユーモアですから。 なので、出演者について少し書きます。 今回のケイリーグラント(主役)は、前半はなんて美しい 男性!クラークケントを始めてみた時の、作り物的な美しさ を思い出す感でしたが、後半は、ちょっちょ!・・・ 観てられません。。私的には痛々しく観てられませんでした。 面白いのが、彼の兄貴役で且つ殺人奇のRaymond Massey。 彼は、彼の有名なフランケンシュタインを演じた、 Boris Karloff(ボリスカーロフ)に似ていると言う理由で 採用されたらしいんですが、映画中は区別がつかないくらい 似ていました。 前半奇奇怪怪。 後半ドタバタ。 ですが、ブラックユーモアがお好きな方はどうぞご覧下さい。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレCHARGE!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • spl********

    3.0

    ブラックコメディ

    結婚を決めた演劇評論家は、新妻を連れて叔母二人が住む家にあいさつに行く。 だが家の中で男の死体を発見。 叔母達を問い詰めると、なんと二人が殺害したという… そして地下には12体もの遺体が。驚く彼の前で全く罪の意識のない二人 評論家の弟は、自分をルーズベルト大統領だと思い込み、 行方不明の兄も実は連続殺人犯。 この家の人間は揃いも揃って狂人ばかり 死体と犯罪を巡るブラックコメディーです。 これは舞台劇だそうで、言われてみれば舞台の上で繰り広げられるにはテンポが良くて面白いかも。 必死に叔母の犯罪を隠そうと孤軍奮闘する主人公の、焦りまくった表情が何とも言えずおかしい。 アメリカのコメディーはよくわからない時もあるけど、この作品は面白かった。 古い映画もいいですね。

  • gan********

    3.0

    キャプラのコメディ

    大統領のつもりの男性。 もっと面白いキャラになりそうな気配があったのに あんまり出演しなかったなぁ。 勢いだけの映画って感じ。

  • ser********

    5.0

    狂人どもが夢の後(笑)

    これがアメリカン・ヒューマニズムの巨匠フランク・キャプラが撮った映画か!と唖然とする程ハジけたクレイジーなスクリュー・ボール喜劇であります。とにかく出てくる人間がアブない奴、というか狂人ばかりなり(笑)。マトモなのがケーリー・グラントとその恋人ぐらい、とても正気じゃいられません。だが元々はこれって舞台劇。日本でも時々上演しているので是非そちらも見てもらいたい。とにかく戯曲も面白いが映画版は会話も多いし、展開も早いしとても40年代の映画とは思えないリズム感!でもこれが当時の伝説のスクリューボール形式!この頃のコメディはどれも絶品ぱかりです。

  • tot********

    4.0

    切れ味よろしいね・・・

    キャプラのブラックコメディ作品とでもいうのか・・・。期待していたよりよかったです。特に前半は私の好きな(ブラックユーモアの)雰囲気で進み、この先の展開にワクワクなりました。後半ちょっとドタバタすぎた嫌いがありますが、キャプラ監督らしい幕開けからの話の展開の手際よさをはじめとした演出は見事です。

  • ********

    5.0

    狂気の境、あるいは血縁

    1944年。フランク・キャプラ監督。結婚を決めた演劇評論家(ケイリー・グラント)が裕福な叔母姉妹に報告にいくと、彼女たちが連続殺人をしていることを発見してしまう。孤独な老人男性たちに安らかな死を与える彼女たちには犯罪の意識はなく(つまり狂気のなかにいる)、彼ひとりがばれないように右往左往するという「狂気」をめぐるコメディ。笑いに包まれていますが、狂気は誰が判定するのか、とか、安楽死は誰が認めるのか、といった問題について考えてしまう映画です。 周囲には「狂気」が溢れています。嬉々として殺人を犯す叔母たちだけではなく、同居している弟は自分を大統領だと思っているし(「突撃!」を繰り返す)、行方知れずの兄は殺人をものともしない極悪犯。やがて主人公も「狂気」の血筋を引いているのではないかと悩み、弟の真似をするから本当に「狂気」に陥っていくように見えます。「狂気」と「正気」の境を揺るがす映画。 最後には彼だけが血縁関係にないことが分かって主人公は救われていますが(狂気=血縁の図式)、しかし映画のなかでのケーリー・グラントの一つ一つオーバーなリアクションは、躁うつ病の躁状態などのなんらかの病気としかいいようがありません。血縁関係にあろうとなかろうと、コメディの法則によって彼は「狂気」なのであり、その「狂気」がハッピーエンドに終わればそれはそれでよい、という映画のようです。 それにしてもこのころまでの映画は、結婚を避ける男が結婚するまで、という法則の力が強いよなぁ。

1 ページ/1 ページ中