トコリの橋

THE BRIDGES AT TOKO-RI

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トコリの橋
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(10件)


  • ntm********

    5.0

    ネタバレ思い出の戦争映画。!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • カーティス

    4.0

    朝鮮戦争の憂鬱

    朝鮮戦争を題材にした戦争映画。大量の対空砲で守られている重要拠点「トコリの橋」。これを爆破するという危険な任務に挑むアメリカ海軍を描きます。 アメリカ軍の協力を得て作られた映画なのですが、その割には厭戦感が漂うストーリーです。パイロットである主人公の本業は実は弁護士で、いつまでたっても本土に帰れないことにうんざりしているし、なによりトコリの橋爆破という危険な任務に恐怖を覚えているという設定なのですから。 一応、朝鮮戦争の正当性が語られたりもしますが、それを受けて主人公が自発的に何かをするというわけではないし、事態が好転するわけでもないので、最後までネガティブなイメージが続きます。 よく軍がゴーサインを出したなと思えるストーリーなのですが、案外、現場の本音を反映しているのかもしれません。第2次大戦が終わり本土では平和な生活を謳歌しているなか戦地に赴く兵士たちからしたら、主人公のような感情になるのはごく自然な流れだと思います。 とはいえ、前半はかなりコミカル。寄港地である日本を舞台にした観光映画のような感じで、キャバレーだの混浴温泉だのをじっくり見せていきます。この間あんまりストーリーが進まないのが難点なのですが、ノスタルジックな日本の風景と風俗描写がけっこう楽しいです。 話が動き出すのは後半で、作戦の決行と同時に、主人公が抱える死への恐怖がクローズアップされます。 そんな彼の感情に説得力を持たせているのが迫真の戦闘シーン。四方八方からくる砲撃の合間をぬって戦闘機が橋を目指すという、スターウォーズのデススター攻略戦を彷彿させるシチュエーションで、そりゃ怖がるわけだわと納得せざるをえません。 これを本物の戦闘機と特撮の合わせ技で描くのですが、とてもよく出来ています。実機が迫力満点なのはもちろんのこと、合間合間に挟まれる特撮がとても丁寧な仕上がりで、ミニチュアを吊るピアノ線がチラッと見えてようやく特撮だと気付いたシーンがあるくらい緻密。作り物っぽさをあまり感じさせない映像だったので、話に没入しやすかったです。このシーン目当てに見ても損はないと思います。

  • 柚子

    3.0

    誤った場所の、誤った戦争

    前半、日本で愛する美しき妻と、二人の可愛い娘とほのぼのしていたり、友情ものみたいな雰囲気から一転、後半の朝鮮の入りくんだ場所にある橋を爆撃する、そのシーンの迫力 朝鮮戦争… 誰一人として、戦争など望んでないのに、なぜ… 上官の苦悩が、切ない グレース・ケリーが、家族で日本の温泉に入って、子供と泳いでいたりする 面白いが、妙な日本の描写が、なんともかんとも

  • スーザン

    3.0

    戦争任務と家族愛の狭間。

    ウィリアム・ホールデン主演の朝鮮戦争もの。 そして妻役にグレイス・ケリーという豪華さ。 米海軍の全面協力という空母や戦闘機の発着シーンがホンモノなので迫力満点。 当時の日本ロケも興味深い。 入浴シーンに変な日本人家族が出てきて、なんじゃこれ、だけど・・・。 キャバレーなんかはリアルだった。 ミッキー・ルーニーにオンリーさんがいたりね・・・。 そんなこんなでにぎやかだが、結局は悲劇で幕を閉じる。

  • stanleyk2001

    4.0

    生身の人間

    「トコリの橋」1954 朝鮮戦争が停戦した翌年に公開された映画。朝鮮戦争は初めてアメリカ軍が勝てなかった戦争。 冒頭、主人公ブルベイカー中尉が不時着水しヘリに救助される場面から始まる。 戦争映画ではよく見る場面だがこの映画では「冬の海水に長時間漂っていると凍死する」と言う危険があることが描かれてる。 救助されたブルベイカーも厭戦的な言葉を吐く。 航空母艦に着艦する事も命懸けである事が描かれている。着艦フックがロープに掛からなかった時はネットが機体を止める。ネットが使用不可になったら「ティリー」と呼ばれるクレーン車に機体が衝突して止める。衝突したらパイロットはほぼ助からないだろう。 命の危険は戦場だけでなく航空母艦に着艦する時にもある。 戦略拠点トコリの橋を爆撃する前夜、恐怖の為に気を高ぶらせるホールデンの演技が素晴らしい。 グレース・ケリーは惚れ惚れするほど美しい。貸切のはずの家族風呂で日本人家族が入ってきてあわてる場面も楽しい。 東京タワーが立つ前の芝大門と増上寺が見られたのも嬉しい。 戦場にいるのは英雄ではなく家族がいる、生身の、恐れと常に戦っている普通の人間なのだと教えてくれた。

  • tot********

    3.0

    ネタバレ実写の迫力・・・

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ********

    4.0

    ヘリコプターの戦争

    1954年。マーク・ロブソン監督。朝鮮戦争に従事するパイロット(ウィリアム・ホールデン)は地元では弁護士。戦争の意義に疑問を抱きながらも部下を想い、危険な任務も果敢にこなす。やがて敵の守備が厚いトコリの橋の爆撃指令がくだる。東京にやってきた妻(グレイス・ケリー)とのひと時を過ごし、任務に就くが、、、という話。 朝鮮戦争休戦後まもない当時、主役のパイロットだけでなく海軍の提督までもが戦争の大義を疑っているような映画を、海軍の全面協力でよく撮れたものです。その主役のホールデンがあっけなく、なんの意義付けもないまま死んでいくすごい映画です。妻はグレイス・ケリーなのに、二人の間の気持ちの高まりとか別れの悲しみとかはほんの付け足しというのもすごい。 物の本によると、朝鮮戦争ではヘリコプターが初めて実戦配置されたらしく、この映画でも主人公とヘリコプター操縦士との関係が軸になっています。冒頭でヘリコプターに命を救われる主人公はその後、厄介だが陽気な操縦士たちの面倒を見てあげるし、彼らが艦隊を離れるとたんに、死の恐怖に脅えるようになる(半端じゃない脅え方です。狂気に陥る一歩手前)。そして最後は彼らとともに死ぬ。 空母への離着陸や橋爆撃シーンの迫力でアカデミー賞を受賞しましたが、急激な主人公の脅えの方がすごい映画です。

  • いやよセブン

    3.0

    「ショウボート」と「東京温泉」

    珍しく朝鮮戦争を扱った戦争映画。 主人公であるウィリアム・ホールデンは飛行機乗りで、横須賀から空母で出動、黄海から出撃する。 妻役がグレイス・ケリーで、ファンとしてはこれだけでも楽しめる。 当時の日本の風俗として銀座界隈のキャバレーや懐かしい東京温泉が出てくる。 戦争映画としては今と異なりCGの無い時代、アメリカ軍太平洋艦隊全面協力による実写は迫力がある。

  • bcg********

    5.0

    朝鮮戦争を扱った映画では秀逸ですよ

    『トンマッコルへようこそ』も朝鮮戦争を題材にしてますが、この『トコリの橋』は1954年製作で出て来るパンサージェット戦闘機や、シコルスキーの旧式ヘリコプターを含め航空機ファンにはたまらない作品でした。 大好きなWホールデンの役柄も常識ある仕官を演じ、部下達に慕われ、奥さんにも愛され、戦争映画というよりも、《夫婦愛・友情》を描いた作品に仕上がっています。エンディングが悲しい映画で印象に残っています。

  • hi6********

    2.0

    当時のアジア人(日本を含む)の扱い

    何とも珍しい挑戦戦争の戦争映画である。 アメリカ空軍が、全面協力(戦争の宣伝の意味もあるであろう)の元での 航空母艦、当時の戦闘機はそのままで写されているので、ドキュメント的な 価値はあるが、それが故に、そのシーンは、記録映画的であり、ドラマとしての つながりが弱く、だらだらとしている。 当時の横須賀でオールロケで日本シーンも多いのであるが、 軍艦を、港で芸者で迎えるとか、士官の家族のホテルでのお手伝い役に 着物をきていてにこにこしているだけの淡路恵子がいたり、 温泉の大風呂を家族で貸し切るなど、かなり恥ずかしい日本である。 戦争映画のドラマとしては、オンリーにいれあげるミッキー・ルーニーのお調子ぶりとか、 主人公の戦争への一言反戦、死んだら怖い、グレース・ケリーの夫の為に 戦闘は怖い軍人の妻の甘さなど、ハリウッド的な戦争映画なので、 戦争の事実、問題などは一切描かれていないで、西部劇の闘う話と大差ない。 ホールデンが、墜落によって、彼を守るために北朝鮮人を インディアンみたいに、相当数叩き殺して置いて、「死んだ三人の部下は勲章もの」と ほざく、アジア人蔑視感がみなぎっているのも不快である。

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