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トコリの橋 (1954)

THE BRIDGES AT TOKO-RI

監督
マーク・ロブソン
  • みたいムービー 3
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3.55 / 評価:22件

ヘリコプターの戦争

  • 文字読み さん
  • 2012年2月16日 23時50分
  • 閲覧数 1009
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1954年。マーク・ロブソン監督。朝鮮戦争に従事するパイロット(ウィリアム・ホールデン)は地元では弁護士。戦争の意義に疑問を抱きながらも部下を想い、危険な任務も果敢にこなす。やがて敵の守備が厚いトコリの橋の爆撃指令がくだる。東京にやってきた妻(グレイス・ケリー)とのひと時を過ごし、任務に就くが、、、という話。

朝鮮戦争休戦後まもない当時、主役のパイロットだけでなく海軍の提督までもが戦争の大義を疑っているような映画を、海軍の全面協力でよく撮れたものです。その主役のホールデンがあっけなく、なんの意義付けもないまま死んでいくすごい映画です。妻はグレイス・ケリーなのに、二人の間の気持ちの高まりとか別れの悲しみとかはほんの付け足しというのもすごい。

物の本によると、朝鮮戦争ではヘリコプターが初めて実戦配置されたらしく、この映画でも主人公とヘリコプター操縦士との関係が軸になっています。冒頭でヘリコプターに命を救われる主人公はその後、厄介だが陽気な操縦士たちの面倒を見てあげるし、彼らが艦隊を離れるとたんに、死の恐怖に脅えるようになる(半端じゃない脅え方です。狂気に陥る一歩手前)。そして最後は彼らとともに死ぬ。

空母への離着陸や橋爆撃シーンの迫力でアカデミー賞を受賞しましたが、急激な主人公の脅えの方がすごい映画です。

詳細評価

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