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海の上のピアニスト (1998)

THE LEGEND OF 1900

監督
ジュゼッペ・トルナトーレ
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4.13 / 評価:841件

人生は捨てたもんじゃない

  • lad8musician さん
  • 2015年7月22日 20時45分
  • 閲覧数 2550
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

『何か良い物語があって
 語るべき相手がいる限り―
 人生は捨てたもんじゃない。』

1900(ピアニストの名前だ)は船の上で生まれ、陸の世界を全く知らぬまま海の上のピアニストとなった。
船という限られた都市のなかで育った彼にはある特殊な性情が備わった。
物事には始まりがあってそして終わりがなければならない。終わりが見えなければならない。ピアノの鍵盤が最初のキーから始まり終わりのキーで終わるように。
つまり彼は終わりのないこと、選択肢がありすぎること=(無限という観念)を極度に恐れるようになったのだ。

『都市には終わりがない』

 と彼は言う。彼のその偏執的な思想が結局のところ、物語の結末を決めることになるわけだが。……

『物語を語り続けていれば、いつかは尽きてしまうだろう。
 語るべき相手は、いつかはいなくなってしまうだろう』

 そのとき人生は捨てさるべき鉄屑へと変貌するのだろうか?

 そうではない。

 語るべき物語がなくなったのならばまた旅に出ればよい。
 語るべき相手がいなくなったのならば新たな酒場に繰り出せばよい。

そんなことを考えさせられる映画だった。

詳細評価

物語
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