風が吹くまま

THE WIND WILL CARRY US/BAD MA RA KHAHAD BORD

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風が吹くまま
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)


  • por********

    2.0

    退屈

    生と死を描く 麦畑と山並み そして そこで生活する 家が素朴で美しい

  • 柚子

    2.0

    わからない

    主人公が、何者かがわかるのが、始まって一時間後 ケータイが鳴るたび、丘の上まで突進していくし、案内役の少年には、毎日毎日おばあさんの様子を聞くし、なにやら怪しげで、遺産かなんか狙ってる人? それにしては、テレビ局のクルーのようだし… なんなんだ?と思ったら… ここの地区の葬式は、ちょっと変わった風習があるから、それの取材だと なるほどね 早くおばあさんに、死んで欲しいわけだね そんな事、おおっぴらには公言できないから、電話技師を装う イラン?の田舎の暮らしぶりを、延々と映し出す 主人公のおっさんは、ただただうるさいだけだし、飄々とした医者のおじいさんも、神が作りだした自然の風景は、素晴らしやーと絶賛するも、そこに広がる麦畑は、別に神様が作ってないし(^_^;) まあ、人間生きてりゃ、いろいろありますよ、的?

  • bar********

    3.0

    キッチュ

    風が吹くまま。アッバス・キアロスタミ監督のイラン映画です。 私は監督の作品は初視聴。様々な賞を取った現代を代表する監督の一人という認識でいたのですが、この映画は非常に退屈ですし、難解で頭でっかちで内容の薄い作品に見えました。 何も事件が起こらない、ということを非難したいのではありません。ワンシーンワンシーンの意義が薄いことが問題なのです。まずセリフが多すぎますね。その一つ一つのセリフに意味があるのかといえば、確実に無いと思います。短いセンテンスの会話がずっと続きますが、それはキャラクター性の発露でもなく、ただの平凡な皮肉や言い訳や世間話です。セリフの奔流は決して良いことをもたらしません。表現性によるキャラクター性の輪郭が不明確になり、漫然とした雰囲気を残すからです。どうしてもセリフを過多にした状態の表現がしたければ、もっと念入りに、構造的な観点から設計しなければならなかったはずで、この映画のセリフの一つ一つはどこかにつながることがなく、ひとりでに消えてしまうのです。 そして意味の薄い長回しや、同じカットの頻繁な利用などが次にあげられます。長回しについては好みの問題でもありますが、私はその長回しがどういった表現的意義を(構造的に)持っているのかを見ています。この監督の長回しの表現は特に意味などなく、芸術的な好みの問題に過ぎないと考えます。小津監督をモデルにしているようですが、確かに長回しや固定したカットの再利用は小津監督の特徴です。小津監督とこの監督の違いは、やはりそのシーンに込められた意義の違いです。小津監督は均整な場面を創造し、その中に人間を与えることによって、人間の生活の特徴的な一面を描き出します。それがあまりにも美しく、またほかの監督には描けないほど独創的なので、私は小津監督が好きです。しかし、このキアロスタミ監督の長回しには、ただ斬新な芸術的好みを披露しようという自分勝手な意図しか見受けられず、キッチュ的表現者だと思います。 また全体的テーマ表現も、不効率で間延びしたものであり、長い時間を使って表現した割には、なんだかよくわからない、説得力の弱い、主観的な情感にすぎず、これもキッチュ的表現の範疇に入ります。芸術は一部特定の人のためにあるのではなく、誰もがわかりやすいものでなくてはなりません(難解なものもあって当然構いませんが、それならば当然「難解である理由」が必要であり、「難解である価値」が当然見いだされねばなりません。タルコフスキーやゲルマン、フェリーニなどが例に挙げられます。逆に難解であるだけで価値のないものでいえば、キューブリック、リンチなどが挙げられます)。 分かりやすさを意識して、無駄なシーンを排し、効率的にテーマ表現的構造を構築していく。これが完璧にできているのが黒澤監督やフォード監督、ルノアール監督、宮崎駿監督(の一部の作品)です。完璧にそうする必要などありませんが、最低限だれでもわかりやすく楽しめるような作品を期待したいところです。

  • 一人旅

    5.0

    発掘良品を観る #494

    第56回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ。 アッバス・キアロスタミ監督作。 取材のため訪れた小さな村で人生の意味を見出してゆく男の姿を見つめたドラマ。 イランの巨匠:アッバス・キアロスタミ8本目のレビューは1999年製作『風が吹くまま』。 イランの首都テヘランからクルド系の小さな村:シアダレを訪れたテレビクルーたち。彼らの目的は、村の葬儀で昔から行われてきた独自の儀式(哀悼の意を自傷行為で表現する)を取材すること。しかし、死ぬ間際であると聞かされていた老婆は予想に反してなかなか死なない。3日間を予定していた滞在期間はみるみる過ぎていくが、数週間が経過しても老婆は死ぬことがなく、遅々として進まない取材に焦りと苛立ちを隠せなくなるクルーたち。しかし、クルーの一人であるディレクターのベーザードは村での滞在を通じて生きることの意味を見出してゆく…というキアロスタミ流人生哲学譚を、自然豊かで長閑な小村で一日一日を懸命に生きる素朴な村人たちとの交流の中にドキュメンタリータッチに綴っています。 冒頭、曲がりくねった一本道が映し出される時点でキアロスタミ流を確信できる作品で、テーマや作風はパルムドールを受賞した『桜桃の味』に通じる部分があります。主人公の男は村で老婆の死をひたすら待ち続けますが、村での滞在が長引けば長引くほど、今を生きる村人たちとの関わりを通じて死と一体となった“生”の意味を見出してゆく。案内係の少年に会う度に老婆の病状を訊ねていた男の行動はやがて老婆の命を助けるためのものに変化していき、また、井戸掘りの男性が落盤事故に遭った際には村中を奔走して人々に助けを呼びかける。男は老婆の死を待ち続けた先に、“生”の意味を知っていくのです。ルノワールの『河』を連想させる、死と一体であるからこそ輝きを放つ“生”の儚さと美しさが浮かび上がってゆく、キアロスタミらしい穏やかな眼差しで人間と人生を見つめた名編であります。 蛇足) アッバス・キアロスタミ監督 ~個人的おすすめランキング(暫定)~ 1、『友だちのうちはどこ?』 2、『桜桃の味』 3、『クローズ・アップ』 4、『そして人生はつづく』 5、『ホームワーク』

  • da5********

    1.0

    やだねえ……。

    傑作ばかりを創ったキアロスタミの、ただ一つの駄作。これを観て彼を初めて嫌いになりそうになった。(いやいやいや、「桜桃の味」「クローズアップ」は一生の宝のままです……。) 夫婦のクソみたいな言い合いと、誰かの最後の変なふうに歩く姿ぐらいしか記憶に残らなかった。

  • gag********

    3.0

    アロー

    最近観た、「トラベラー」や「オリーブの林をぬけて」は面白かったけど、今作はそれほどひきこまれなかったかな。 亀やフンコロガシの行動を観察するシーンは個人的に好き。 心が和んだ。 アローと言うのは日本語で「もしもし」という意味なのかな? 電話をかけるシーンがやたらあるので「アロー」というセリフが頻繁に使われてました。

  • lov********

    4.0

    現実。人間の面白おかしさ。

     村で葬式の時に行われる珍しい儀式を取材しようとTVクルーが到着。が、目当てにしていたおばあちゃんがなかなか亡くならず…。  アッバスキアロスタミ監督の映画って、本当にシンプルで飾りっけも何もないのに、本当に面白い。なんなんだろう。すごく現実味があって、演技も演技じゃない感じで、本当に実際の人間の面白さを映し出してて…凄いなぁ。

  • tep********

    4.0

    アラビアに行ってみたい

    一風変わった葬式の様子を撮りたいのに、 死ぬはずのおばあちゃんがなかなか死んでくれない。 このまま死ぬまで待つのか?撮影を諦めるか?葛藤が続く。 キアロスタミののどかな絵が広がる。 この監督の作品は、毎回、のんびりまったりの絵が続く、 それでいて、飽きを感じさせない。 時間の流れを感じさせず、ゆったりとなごやかな雰囲気のまま物語りは進む。 アラビアの美しい景色を中心として、そののびのびとした風景を感じられる。 少し悲しい物語ではあったが。

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