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ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え

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5.0

モンキーパンチ的絵ながら一見の価値あり!

【ルパン三世 実写映画化記念レビュー】 原作の絵を無理矢理現代風にアレンジして失敗したかのような雰囲気ながら、顔とかは昨今のありがちな駿風の妙に綺麗な顔立ちではなくて味があって好きだ。(宮崎駿風を求めると完璧に違うw) 何というかやたらと風刺がきいていて、このストーリー展開はかなり好みである。 湾岸戦争が終わり、経済が失速、失業率も上がり、各国の首脳陣が集まって「なんか戦争みたいにパァッと儲かる話しはないのか」と協議し合う様や、「日本は金だけ出させときゃいいんだ」と米国に言われる様なんかが、むしろ今の時代に妙にマッチしてる気がして思わず笑ってしまうのだ。 ルパン一族の2,000億ドルとも言われる財宝の秘密が、ナポレオン使っていたの辞書に隠されており、その辞書はといえばクラッシクカーレースの商品だというから、女のためにクラッシクカーを盗み出したもののアッサリふられたルパンはそのクラッシクカーでレースに紛れ込んで商品の「ナポレオンの辞書」を盗み出そうという話し。 絵的にもモンキーパンチだが、ストーリー的にも、峰ふじ子の金の亡者っぷり、ルパンのだらしなさっぷりも原作により近く、ブラックそのものだ。五右衛門の任侠映画にハマって感化されてる様とか、全体的にルパンを格好良いヒーローに仕立て上げようという昨今の作風ではない、ルパン、次元、五右衛門、銭形警部の魅力が満載な一見の価値がある作品だ!と太鼓判を押したい。 にしても、やはりルパンシリーズの声はこれでなくてはねぇとシミジミ思ったものだ。

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