ジワジワとボディブローのように効いてくる
- nef***** さん
- 2018年4月6日 0時40分
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- 総合評価
再放送が始まり久しぶりに観てるがやっぱりいい!
当時、特に山Pや長澤まさみが好きという訳でもなかったので3話目くらいからボヤ〜っと観ていただけだったが、、
回を重ねるごとにジワジワとハマっていき、最終的には忘れられない作品にまで登りつめた。
学生時代からの友達の恋愛ドラマね〜はいはい
なんて観てたらとんでもないことになったw
これって、主役の2人がお互いのことをどれだけ好きだったのかを丁寧に最終回に向けて積み上げていくんだよね。
そして、その想いを素直に表現できないもどかしさなんかも恋したことがある人なら大概思い当たる節があるのでは??
途中から自分の過去の恋愛の後悔に悶絶しながら観るという拷問のようなドラマに…
しかし、その分共感力が半端ない。
断然ストーリーと脚本が素晴らしいのだろうけど、やはり俳優と音楽の後押しもでかい。
一見チャラっとした学生の日々のやり取りを描いている演出なので、一歩間違えば…なのだが三上博史があのファンタジー設定に説得力を持たせて密かに芸術性をワンランク上げている気がする。
そして若すぎる2人の不毛な恋愛とも呼べない段階でのやり取りをグッと切ないストーリーに桑田佳祐のエンディングで見事に着地させてくれている。
配役全ての絶妙なバランスが何度見ても色褪せないドラマにしているのかもしれない。
個人的には、大学時代の礼ちゃんのBDのすれ違いが一番みていて辛かった。
こんなにお互いのことが好きなのになぁ…
誤解とは言え、傷ついた礼ちゃんの気持ちが痛すぎて…
女の子はいつまでも変わらず好きでいられるほど強くはないのだ。
相手との距離が近ければ近いほど…
好きであればあるほど辛くて気持ちにケリをつけてしまうこともあるのだなぁ…
そして、何と言っても最大のメッセージは…
未来を変えられるのは今の自分であるということ。
グッサーーーっと胸突き刺さる最高傑作であります!
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