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もののけ姫 (1997)

PRINCESS MONONOKE

監督
宮崎駿
  • みたいムービー 186
  • みたログ 1.9万

4.26 / 評価:3,822件

a 才能枯渇で苦し紛れのセルフリメイクか?

  • アイアンハート さん
  • 2016年8月10日 23時48分
  • 閲覧数 1226
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

3.92点/980人/1997年  

a 何年も前に初見した時、何処を面白がればいいのか全くわからない映画だった。しかし、世間ではすこぶる評判が良かったようで、自分の感性があまりにもズレているのが少し不安になった記憶がある。

あらためて今回見たが、やっぱり面白くなかった。今冷静に思い返せば、当時すこぶる話題になっていたのは確かだが、みんなが面白いと思っていたわけではかったんだろうなと思う。

興行的に成功した映画と、素晴らしい映画や面白い映画はイコールではないって事がよくわかる見本みたいなケースだと思う。

見ている途中で ”コナンっぽい” とか ”巨神兵の場面っぽい” とか ”王蟲の暴走っぽい” とか思ったし、シリアス映画なのに、キャラクター当て込んでるのか ”コダマ” なんて ”真っ黒くろすけ” じゃん!!って思ってしまった。
テーマやキャラ設定も基本的に ”ナウシカ” そのものだし、なんで今更自作の焼き直しなんてするんだろうと思う。

いい言い方をすれば、終始ブレずに自分の世界観を貫いたとも言えるが、それなら過去の作品より面白くなければダメだと思う。

自然崇拝、自然との共生以外にも憎しみの発生や連鎖、理不尽な差別や掟、立位置の違いによる正義、等テンコ盛りの内容で、問題提起しておきながら、結局観客に丸投げのまま終わってしまって、あまりにも不親切な映画だと思う。
収集付かないならそんなに盛り込むなよって思ってしまう。

躍動感のある動きはさすがだし、絵も技術的には凄いんだろうけど、135分とそれ程長編でもないのに、凄く退屈で長く感じてしまった。
面白いお話あっての技術だと思うんだが・・・・

レビューを読むと、今までのジブリと違うグロイ表現が苦手な人が多いようだった。個人的にはグロ耐性は強い方なので、全然平気。って言うか、中途半端で、監督には不得意な演出に思えた。
大人の鑑賞に値するリアルを描くならあんな中途半端なグロさはかえって興醒めしてしまった。

主要キャストは美男美女で後は明らかにモブキャラって言うのも、ファンタジーありきの演出ならいいが、リアル路線でいくなら無理があると思った。
アシタカは現実離れした完全無欠の正義のスーパーマンみたいだし、
モロに育てられた女がブスだったら、この映画は成立したとは思えない。
野生児なのに、美人で服着て、武器使って、刺青して、おまけに意味不明の仮面までしてる。明らかに人間の道具や文化じゃん!!リアル路線破綻してる・・・

天才にも向き不向きがあって、監督はリアルやグロは向いてないんだと思う。


余談、
時期的にエヴァブームの頃だったのかな?
やろうと思えば、僕にもこんなグロ演出も出来るよって、性に合わない演出を無理してやったらこんな事になってしまったのかな?
セルフリメイクでも、ブームに乗るのも別に完成した映画が面白ければ何の文句も無いが、面白くないから文句も出てしまう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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