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完全犯罪 (1999)

BEST LAID PLANS

監督
マイク・バーカー
  • みたいムービー 6
  • みたログ 77

3.06 / 評価:18件

このくらい、ありそうな話ではある

  • T-800 さん
  • 2013年2月17日 11時26分
  • 閲覧数 381
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

だいたい「最初は小さかった騒動が大きくなる」映画パターン

というのは、まず小賢しくて小心者で隙だらけのアホがいて

一方にちょっとハングリーでよく気が回るやつがいて

これがほんの軽くひっかけるところから始まり

スパッと小さく騙すつもりが、次第に計画が狂ってきて

取り返しのつかない大きな間違いに発展していくというパターン。

アホとよく気が回るやつの組合せこそが

世のややこしい犯罪の原因だ。

ややこしくなって、ピンチ!さあどう切り抜ける、というのが

こういう映画の醍醐味。

・・・しかしこの映画はそれだけではなかった。

どうする?と気を揉んでいると、違う角度からのどんでん返しがある。



何十年かの昔、大好きだったジェームズ・ブローリンの息子

ジョシュ・ブローリンが騒動を誘うアホ役で出ている。

『ノーカントリー』で寡黙で静かな物腰だが

刃の厚いジャックナイフのような特異な存在感を発し

あの「恐怖のおしゃべりボンベ野郎」と堂々渡り合った彼だ。

この人はダイアン・レインを嫁にもらっている。

ダイアン・レインの顔のつっぱりを見ても解るように

ジョシュ・ブローリンは実生活では決してアホではなく

なかなかの野趣あふれる頭のいい漢ではないかと思う。

それ以上の理由は無いが。

ダイアン・レインはクリストファー・ランバートと離婚歴がある。

ジョシュ・ブローリン対クリストファー・ランバートという喧嘩は

派手なことになりそうなので見てみたい気がする(笑)

それはないか。



主人公のやさ男、父が死んで遺産が入ると思ったのも束の間

父に負債があって相続額はゼロになり落胆する。

そんなとき友達が仕事を手伝ってくれという。

つい引き受けたら麻薬の売人組織に追われることに。

友達も消されてしまって孤立無援。

彼も一週間以内に弁償金を払わなければ消されてしまう。

彼女に協力してもらって別のアホな友達を騙して金を作ろうとするが

ここらへんから少しずつ想定外の展開になる。

目の前のピンチを、機転を利かせて修正しながら乗り切ろうとするが

彼女が売人組織に囚われてしまい、身代金まで要求されて

もう方法が無い、絶体絶命のピンチ。

しかし、彼はふと足元に落ちているものに気が付き・・・。



言ってしまうとすなわちオチになってしまうので

このての映画は多くは語らないに限るが

騙した者も騙されていたという一回ひねったオチで

サスペンス物としては充分に及第点だ。

終わってみれば彼と彼女とは気の毒としか言いようがないが

マイケル・ダグラスの『ゲーム』のような

反則に近い疲労感は残らない。

嫌みなく、良い意味で重くなく、面白く観られた。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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