ゴッド・アンド・モンスター
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(10件)

悲しい25.0%絶望的16.7%ロマンチック16.7%切ない16.7%かっこいい8.3%

  • yuw********

    4.0

    ブレンダン・フレイザーに感涙

    映画の内容はほぼ忘れた。 「ロードオブザリング」ロスの時に見た映画。 社会の中のゲイに興味もあった頃だった。 それまで私は、「ゲイ」(男女それぞれの同性愛)って架空のものとして認識してた。架空で、そしてテレビで笑いのネタにされたり、同人誌でおもちゃにされたりする存在。どこかに実在するのだろうけど、実際会ったこともなかったし。 本作は、テレビや同人誌のように、ゲイを茶化したりする感じはなく、真面目に取り上げてる。 主人公の老人がゲイ。 ただ、やるせないというかせつないというか・・・見ていて辛くなってくるような。細かい内容は覚えていないのだけど、そういう印象が残ってる。 最後まで報われない感じでやるせない気持ちだったのだけど。 ブレンダン・フレイザーが、ものすごい勢いでプールに飛び込んだシーンで救われた気持ちになった。 あのシーンだけは、くっきり覚えてる。 その後も「ハムナプトラ」などでブレンダン・フレイザーを見かけると、あのプールのシーンを思い出して、なぜだか「ありがとう」と思ってしまう。 ******************** 余談。 最近、すごく疑問なのが、その同人誌系の「男性のゲイを創作して楽しむ」という女性たちのこと。 ちょっとならわかるけど、その世界にはまり続けてるというのが疑問。 自分は?自分で妄想しないの?と疑問。 男同士の恋愛を妄想し続けるから、自分の妄想なのに女である自分は蚊帳の外って、どういうこと?究極の自己否定? 男に性転換して男性に抱かれたい・・・とかならわかるけど。 なんか違うような。話の中で男性を奴隷化して楽しんでるような。 世の男性への復讐? ・・・あ、これが一番近そうな気がする、今の私の印象では。

  • aki********

    3.0

    モンスターはどこにいる?

    タイトルは「フランケンシュタインの花嫁」の台詞からの引用ですが、原題は"gods and monsters"と複数形になっていることに注目が必要です。つまりここでいうゴッドは一神教であるキリスト教の神ではないし、モンスターもフランケンシュタインという一個体を特定するものではなくもっと広い意味で使われています。 実は微妙に失敗した作品じゃないかなと私は思います。「知識階級のゲイ老人」というセルフ・パロディーみたいな役をマッケランは大熱演していますが、それが過剰に見えてしまって映画的な演出としてコントロールしきれていないように感じます。 「唯一のモンスターはここにいる The only monsters are here.」とジム・ホエールは自分の額を指しますが、嵐の夜にたしかにそこからそれは現れます。けれどもあまりにそれは唐突で違和感があります。シナリオ上はその前に「今夜の空気はモンスターで満たされている The air itself is filled with monsters.」という台詞があり、伏線は張られているのですが、にもかかわらず唐突に感じられるのはあまりにホエールが豹変してしまうからで、演出がうまくないように思います。少しずつおかしくなっていって遂に大爆発というもっとわかりやすいニュアンスがほしいところです。 それはときどき挿入されるフラッシュバック・シーンにも言えることで、ホエールの意識の混濁を表すものだとしても、映画の展開の中で座りがよくありません。 インタビューが楽しみなのに「ああ、そうだったな。忘れていたよ」とか、自分の映画の放映があると聞いて「別の作品の方が傑作なのに」とか、うれしいくせに素直に喜びを表さない偏屈な性格は、本心を明かさない彼の人格の基本トーンです。そのために孤独がつきまとう彼の姿は、友達を求めるフランケンシュタインというモンスターのキャラクターともオーバーラップします。 父のことが本当は好きだったのに憎んだり、戦友の死が哀しいのにジョークにしたり、そんなことを繰り返して年をとり、そして庭師と築いた友情も内なるモンスターの発露でオジャンにしてしまう。「やはりこうなったか So it is going to happen after all.」いやそれをつぶやきたいのは観客のほうです。哀しすぎて感情移入ができませんでした。

  • bad********

    5.0

    Viva! McKellan

    イアン・マッケランのキザともイヤミとも何とも言わく言いがたい演技に魅了されました。私はああいういやったらしい老人が大好きだ。ゲイなとこも大好きだ。(マッケラン自身がゲイだということは周知のこと)いいなあ、あんな家に住んで家事は家政婦さんまかせ。若い庭師に秋波を送って、お茶だ、ランチだ、パーティーへの同席だと誘い、ついに本性を現してしまう。ぞくぞくする展開です。それから、雨って愛には効果的ですね。ことが起きるのは雨からですもん。老人は最初は君はシュミでないとか言うけど、そんなのウソに決まってるじゃない、ね。我慢してたんです、単に。心理的にはそれほど複雑な状況ではないでしょう。あんな若い子が現れたら老人はクラクラしちゃうはず。 一方、ノンケの庭師ですが、彼は優しい人物です。老人がゲイでもつきあってあげるし、雨に触発されたのか自ら身体を老人にみせてあげるじゃないですか。(ここはやはり怪物の夜なんだなあ)その優しさを爺さんはちょっと裏切ってしまうとこが哀しいですが。でも、庭師は後に老人のことを友達だった幼い息子に話します。恨んでないのね、老人のことを。何て優しい男の子(庭師)だったんだろう。庭師の心情に深く惹かれました。 老人の戦争の体験は悲惨でした。この映画のタイトルですが、神々のうちの一人は老人の年下の戦友、バーネットでしょう。老人の記憶に寄り添っているのでしょう。 余談ですが、ジョージ・キューカーについてはけっこうクソミソですね。

  • oce********

    4.0

    怪物を作った男

    「フランケンシュタイン」などを監督した実在のジェームズ・ホエール監督。 その監督の晩年を描くドラマだが、決して伝記ものではない。 寧ろサスペンスやスリラーの要素が色濃い。 監督業を引退し家政婦と豪邸で余生を楽しむジェームズ・ホエール。 彼は実はゲイであり、庭師の青年に興味を抱き食事に招待する。 過去とのフラッシュバンクと監督としての製作過程が重なり、遂には自我を失うまでにバランスを崩す。 やはりイアン・マッケランが圧倒的な存在感を見せる。 実生活でもゲイなためか、その仕種や目つきは実に怪しい。 だがそれ以上に過去の葛藤に苦しむ部分が鮮明に見れる。 神と怪物という相反するものを、作り上げた人物がここにはいる。 ブレンダン・フレイザーは狂言役なので翻弄されまくるが、家政婦のリン・レッドグレーヴも非常に秀逸。 つまりは役者と物語が最高に合っているということだ。 当初劇場公開されないという不遇な作品であったが、これだけ質の高い物を未公開にする映画会社にフランケンシュタインどうにかしてくれ(笑)

  • tak********

    4.0

    ネタバレ「フランケンシュタイン」を見たくなる。

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第71回

脚色賞

LA批評家協会賞第24回

男優賞音楽賞

ゴールデン・グローブ第56回

助演女優賞

基本情報


タイトル
ゴッド・アンド・モンスター

原題
GODS AND MONSTERS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル