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横溝正史シリーズ/仮面劇場 (1978)

監督
井上芳夫
  • みたいムービー 2
  • みたログ 17

3.50 / 評価:4件

ほし よっつ

 ムービークリニックにようこそ。では診断しよう(^^)
 1978年シリーズの第8作。作品の最後に、「この原作には金田一は登場しないのだが作者の許可を得ています」というテロップがながれる。
 だから自由に設定できる金田一の登場シーン。画面にいっぱいでてきます(^^)
 今回のヒロインは司葉子であります。資産家で美貌の未亡人を艶っぽく演じてます。原作では恋愛は、獄門島と女怪でしかないのだが、これも自由な設定にて恋心を入れたのでしょう。
 それと、なんと今作は1918年に「吸血蛾」で金田一を演じた「池部良」が物語りのキーポイントとなる人物で登場します。本人は感慨深いものがあったことでしょう。古谷一行も緊張したことでしょう。と予想してしまうのだった(^^)
 
 さて今作。おどろおどろしい水葬シーンから始まり、睡眠薬をのまされ棺おけに入れられて小船で漂流していた、虹の助なる美少年をめぐって殺人事件が次々に起こります。
 三重苦にて一人では行動できない虹の助。引き取ることにした美貌の未亡人。
 虹の助をとりまく、謎の尼、不気味な雰囲気の尼の付き添い、資産家との付き合いのある兄弟、居候、未亡人と恋仲の元戦闘機乗り。等々謎の人物が登場します。
 そして虹の助が暴れると次々に人が死んでいきます。金田一は今回は、なかなか謎を掴めません。物語の終盤近くまでまったく分からずじまいに近いです。意外です。
 そしてお得意の出張捜査に出かけてやっとヒントを掴み事件の概要が見えてきます。真実を掴むのが早い金田一にしては苦労しましたね。
 また今回は、ホラーテイストがありません。また血脈の原因はあれど衝撃的な運命とは言えませんでした。しかし謎が深まり、動機がつかめず、犯人のからくりは、やや読めるものの解明が楽しみな焦らし要素が満載で、良かったですよ。

 真珠郎と雰囲気が似てるかな?これも金田一の出てない原作だし。また横溝作品はフルートと「しずま」という名がよくでてくる。好きなんですねきっと(^^)

 そうだ次回は真珠郎を見よう。当時観た時は一番不気味さを覚えた作品であった記憶が鮮明にある。
 

詳細評価

物語
配役
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  • 不思議
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