横溝正史シリーズ/本陣殺人事件

横溝正史シリーズ

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横溝正史シリーズ/本陣殺人事件
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)


  • bar********

    3.0

    真相の謎解きは面白い

    1977年放送のテレビドラマで1回が50分弱で全3回で放送された作品です。 トータルで2時間20分くらい。以前レビューを書いた八つ墓村よりはダレなかったが、ドラマの尺は決まっているので仕方ないが、内容的には1時間50分くらいで収めればさらに良作になったと思います。 密室トリックはおそらくこんな感じだろうな~というのは木に突き刺さったカマのおかげで序盤で何となく見当が付きますが、推理力の乏しい自分には真犯人と動機が最後の種明かしまでほとんど分かりませんでした。 動機もわかってしまえばなるほどね~とも思えますが、現代の考え方であればそんなことでそこまで(殺人etc)するかね~といった具合です。 まぁ世の中にはキ○ガイもたくさんいるし、物ごとに対する価値観なんて驚くほどみんながみんな違いますからね。 現代の3組に1組の夫婦が離婚するように、結婚後に溝が埋められない程の価値観の違いがやっとわかって離婚する夫婦の多いこと多いこと。 そういう独身の自分もそんな苦い経験をしまして女性不信に陥ったこともございます。早めにわかったのでバツが付くことはなかったけど、価値観をすり合わせていくことって大切ですよ、手遅れになる前に。 この作品の真犯人?は柔軟な考えをすることができずに凶行に走ってしまったわけですね~、後戻りはできないと強固に判断してしまうのも考えものです。 麻雀で言えば配牌をもらった時点で決め打ちせずにツモ牌に任せて悠々と打てばいいのに、ヘタな雀士はすぐ染めたりトイトイに走りますよね。 鳴けば鳴くほど安全牌を減らして逃げ(オリ)たくても逃げ(オリ)れなくなるのに。 人生、時には逃げ(オリ)る選択も必要です。そのために柔軟に構えていなければなりません。 話はだいぶそれましたが、真犯人と動機の謎解きとしては難解で面白かったし、同シリーズとしては八つ墓村ほどはダレなかったので星3つとしました。 しかし昔はこれほどまでに家柄に重きを置いたんですね~、新婦の克子さんは小作農の娘とはいえ、中学教師で美人で若いっていうのにあの言われよう。それも歳の離れたオッサンに嫁入りするっていうのに。 現代ならありがたがられますけどね、歳のいった潔癖なオッサンのお堅い実家に嫁いでくれる若くて美人で博識な嫁なんて。

  • ムービークリニック

    3.0

    ほし みっつっ!

     ムービークリニックにようこそ。では診断しよう(^^)  古谷金田一シリーズ第一弾。テレビ版である。  金田一の最初の事件。  ゆえに今作では、セリフの中に金田一の生い立ちがやや出てくる。紹介の意味もあったのだろう。  金田一がアメリカで出会った、恩師 久保銀蔵と登場する。銀蔵が義父として育てた娘の結婚式から物語が始まる。金田一はこの久保氏に探偵事務所を開くにあたって資金援助をしてもらっているそうだ。  さて当時テレビで見ていたときは、琴糸を使ったトリックに驚きを覚えたものだ。今では、密室殺人というベタな話だろうが横溝文学の怪奇色が満載の作品でした。  ただ当時テレビでは、表現がしにくかっただろうと思われるものがあったと推測される。そのため想像の度合いが大きく、犯人の動機がやや不鮮明となってしまったようだ。いやそのものが説得力が少なかったのかも知れない。  ただ昭和20年頃の世相としては、納得なのかも。  今度は、テレビよりは制約が薄いであろう映画版を観てみよう。たしか中尾金田一だったかな?  今作は推理物の王道といえる金田一の最初の事件は、はずせないですよ。  余談ですが、猫の墓を掘り返すシーンが多く出てくるのだが、中に入っている当然死んでいる猫を本物を使ってるので、ピクッとしたりして 生きているのがバレバレで苦笑してしまいました(^^)

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