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ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer

cyborg_she_loves

3.0

映像作品としてなら

 TV版見ないでいきなり見ました。「ケイゾク」にはぜんぜん興味はなく、ただ小雪さんが見たかっただけだからです(記念すべき映画初出演ですから)。  で、まずそういう映像観照的観点を先に申しますと、この映画、映像はピカイチきれいです。ストーリーと無関係にぼーっと見ててもきれいだなと感じられるセンスがあります。  でそこに、小雪さんの例によっての神秘的美貌、中谷美紀さんの東大法学部卒という設定も自然に見える愛らしさとインテリさの同居をうまく出した演技、大河内奈々子さんの可憐な魅力、と、女優陣の美しさもピカイチです。それだけ見たくて見る、という選択肢はアリだと思います。  (不謹慎ですが、小雪さんの神秘的美貌だと、首吊ってる姿まで美しく見えます。)  が、ストーリーの方は。  TV版知らないと、ほとんど意味不明です。特に最後の30分は、TV版知らない人は見るだけ無駄なので、中谷美紀さんが幻覚見始めたら止めましょう、時間の無駄です。  犯罪ストーリー自体は、細かい人間関係とか知らなくても一定の「謎解き」を楽しめるふうにはできてます。  しかし、特に前半、そこらじゅうにギャグを挿入してコメディ的演出をやってるのは、私は全然面白くも楽しくもなく、ただ眠いだけの下手くそな演出だなとしか感じませんでした。結果、本筋の犯罪ストーリーにぜんぜん集中できない。見ていて馬鹿馬鹿しくなってくる。  要するに、TV版が好きで、それからの「継続」を楽しみたい人には、それなりの楽しさはあるのかもしれません。あるいは、ストーリーを全部切り捨てて映像だけを楽しみたい場合にも、一定の収穫はあります。しかし、単体の犯罪映画として楽しもうと思う方は、見ない方がいいです。馬鹿馬鹿しくて眠いだけなのは保証します。

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