あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(43件)
- beautiful_japan_
5.0点
冒頭の銀行強盗のエピソードは、ちょっと変わっていると思ったけど、まあ月並みなアクション映画なんだろうなって感じで見始めた。しかし、強奪したカネの性格が分かってからは、スリル満点の展開になっていく。 予想もしない人間関係が明かされたり、ピンチになった連中のおびえた表情は迫真に迫っている。主役のチャーリーを演じるウォルター・マッソーも良いけど、殺し屋モリー役のジョー・ドン・ベイカーがとにかく恐い。 音楽は、TVシリーズの『スパイ大作戦』風でいかにも1970年代といった感じ。 最後のオチのつけ方が斬新。井筒和幸・小林信彦・黒沢清など日本の名だたる監督や渥美清が評価しているように玄人好みの作品。
- tit********
4.0点
公開当時は見損ねたが、数十年後に見ると予想以上に面白かった。 まさにノーカントリーの原作ですな。
- nak********
4.0点
W・マッソーの飄々としながらも腹の据わった人柄と、ドン・シーゲルの優れた演出が融和した、ほのぼのとしながらも緊迫感に満ちたサスペンス映画です。 冒頭、田舎の銀行を訪れた老夫婦ののんびりした風情。 これが実は銀行強盗で、一変して緊迫感に包まれる行内。 運転係の老婦人の待つ車に盗難車容疑で近づくパトカー。 もうこのへんで緊迫感最高です。 老婦人、実はマッソーの奥さんとパトカー警官との撃ち合いから逃走。 田舎支店に似合わぬ大金はマフィアの隠し金で、マフィアからも殺し屋を差し向けられるマッソーと若い手下。 以下、マッソーが警察と殺し屋をいかに出し抜いて逃げ切るか。 最後の大逆転までドキドキ ハラハラの連続です。 警官との撃ち合いで命を落とす可哀相な奥さん、異常性格の若い手下、不気味な殺し屋、マフィアのボスなど、一癖ある出演者も充実しています。 旧い映画ですが、王道を行く面白い映画です。
- sss
4.0点
飽きずに観れる。 古い映画にしては良い。 単純に面白くて良い。 /6.0(202204)
- kat********
3.0点
ドン・シーゲル監督。 「真昼の死闘」(1970年)、「ダーティハリー」(1971年)、「アルカトラズからの脱出」(1979年)等、イーストウッド様主演の映画を結構手掛けてます。 主演は、ウォルター・マッソー。 名作「シャレード」(1963年)なんかにも出てたが自分はナゼか「がんばれ!ベアーズ」(1976年)の監督(コーチ?)役が真っ先に思い浮かぶ。 殺し屋役のジョー・ドン・ベイカーは、「007 ゴールデンアイ」(1995年)「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997年)のブロスナンボンドでCIA諜報員役として続けて出演していた。 映画は、しがない銀行強盗の逃避行。 70年代、カーアクションが派手になって来た時代に飛行機とのカーチェイス(?)を取り入れてたのが斬新だった。 古い映画でご都合主義的なところも少なくないが、まぁレトロなアクション映画として観ればイイ感じなのでは?
スタッフ・キャスト
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