ここから本文です

サイダーハウス・ルール (1999)

THE CIDER HOUSE RULES

監督
ラッセ・ハルストレム
  • みたいムービー 386
  • みたログ 2,901

3.95 / 評価:622件

ぐっもーにんさいだー!

  • ぬすいぬ さん
  • 2010年10月22日 11時45分
  • 閲覧数 530
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

お気に入りレビュアーのてんぐさんがアーヴィング作品に触れていたので、
嬉しくなって思い出しレビューを書きたいと思います。


アーヴィングといえば、やっぱり“人生”、これに尽きる。
映画化されたものの中でも有名な本作では、
彼の世界観を壊すことなく、映画的なスパイスを混ぜていい味を出すに至っている。


スパイダーマンにはさんざんイラつかされたトビー君も、
セクシー姉さんのイメージを引きずるシャーリーズセロンも、
この映画の中では平凡な“人間”である。これが結構すごい!のだ。

平凡。
孤児院で育っている時点で平凡な人生とは言い難いと思いきや、である。
アーヴィングの視点では、どんな風変わりな人生が描かれようと、
そこにいるのは紛れもないひとりの人間で、
どんな風変わりな不幸と幸せのあいだを行き来しようとも、
そのあり様は愛すべき“ただの”人間に他ならない。
そのことが非常に好ましい。

『ガープの世界』『ホテル・ニューハンプシャー』
『未亡人の一年』など、
不運と悲愴を当たり前のものとして捉える勇気は見ものである。

例えば不幸な人が不幸なまま死んだりする、
悲しみを悲しみとして表面的に放出するような作品は、
アーヴィング作品からすると一種のペテンのように感じざるを得ない。
正直に言って、上記の三作品はちょっとやっぱ言いにくいけど、
完璧!である。


映画はサイダーハウスルールしか観てないが笑。
てんぐさんのほかにも、
お気に入りレビュアーさんがアーヴィング作品の映像化版を、
褒めちぎってくれていたりすると、
私は非常にエキサイトする。むしろエレクトする。
その人たちは人生を愛してるし、人生ってモノを分かっているような感じがする。


釈明を求めるわけじゃないけれど、
だからといってアーヴィング系譜の作品を毛嫌いする人の気持ちも分からないではない。


今や、人はもう二度と一般化されて分析を受けたりしないだろう。


…という感じ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ