音楽は良いのに…「とりちらかっている感」
- やすことやすお さん
- 2018年8月12日 13時07分
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レイチェル・ポートマンの音楽が好きで、ずっと気になっていた作品。
前情報一切なしの鑑賞だったからでしょうか、主人公をとりまく数多の事情、ショッキングな出来事に頭がついていきませんでした。
望まない妊娠・堕胎、妊婦や孤児・黒人(労働者)の人権、宗教観・倫理観、暴力・慈愛、情事、生と死、親子観…etc.。これらの深刻なテーマを単に羅列しているだけの印象があり、結局この作品が何を言いたかったのか最後までよくわかりませんでした。「望まない妊娠は妊婦の責任ではなく、周囲の大人がちゃんとするべき」と言った張本人が情事を重ねたり・・・主人公がハッピーなら全てよいのかしら。(正直、主人公の内心や自身の成長もよくわからなかったです。)
扱う内容も重たく鑑賞後もすっきりとはしないので、「よし見るぞ」と意気込まず、まどろみながらふわっと鑑賞するぐらいがちょうど良いのかも。
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