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轟く天地

轟く天地

THE THUNDERING HERD

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bakeneko

5.0

ネタバレ減速なしで走る馬車から降りる!

サイレント活劇「轟く天地」(1925年)をデビュー間もないヘンリー・ハサウェイがトーキー版リメイクしたもので、中西部を舞台にしてバッファローの毛皮を巡る狩猟&略奪戦が、ランドルフ・スコットとジュディス・アレンの恋愛を絡めながらクライマックスのインディアンの襲撃とバッファローの群れの大暴走へとなだれ込んでいきます。 62分とコンパクトな上映時間の中に、娯楽西部劇のお約束がぎっしりと詰まっている作品で、特に“馬車の御者席から走っている馬の背に飛び移って馬具の不具合を直しまた御者席に戻るシ-ン”や、“馬で走りながら木の枝を掴み地面に立つスタント”、“減速なしで馬車から降り立つ”等の超人技には瞠目させられます。 そして、西部の自然破壊=バッファローの乱獲の凄まじさとインディアンが生活を乱されて蜂起する状況も詳細に語られる作品で、“やはり白人って悪い奴らだよな~”と再認識させてくれます。 更に、今では観ることが出来ない、まだ残っていたバッファローの群れの誤魔化し無しの大暴走と共演した“危険すぎるスタント”にも興奮必至の作品であります。 ねたばれ? (肉を食べないで)毛皮のみの為に乱獲するからバッファローが激減したんだよ~。

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