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エドtv (1999)

ED TV

監督
ロン・ハワード
  • みたいムービー 50
  • みたログ 331

3.43 / 評価:61件

メディアの危険性

  • 一人旅 さん
  • 2015年12月24日 23時02分
  • 閲覧数 432
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

ロン・ハワード監督作。

一人の人間の日常に密着するドキュメンタリー番組の主役に選ばれた男の運命を描いたドラマ。
同時期に製作されたピーター・ウィアー監督の『トゥルーマン・ショー』と同じように、一人の人間のありのままの日常生活を番組として放送する。ただ、『トゥルーマン・ショー』でジム・キャリーが過ごした架空世界とは異なり、本作における番組の主役・エド(マシュー・マコノヒー)は現実世界で普段通りの生活を送る。エド自身も生中継でテレビに映る自分自身の姿を確認することができる。ありえない番組・・・かと思いきやそうでもなく、衛星放送なら下手すりゃ日本でも製作されそうな番組で妙な現実感がある。朝起きてすぐに下半身を触るエドの恥ずかしい姿や、家族とのいざこざ、恋人との恋愛模様まで全て偽りなしの真実が全米のお茶の間に垂れ流されていく。リアリティを極めた番組は大衆の人気の的となっていくのだ。
本作のテーマは“メディアの暴走”だ。テーマ自体はかなりありきたりだが、エドtvというプライバシー皆無のドキュメンタリー番組を通じてメディアの危険性を提示している点が面白い。エドの日常をありのままに映し出すという趣旨のはずなのに、高視聴率獲得というテレビマンにとって至上の使命を果たすため、やがて視聴者が求める劇的展開や見たい映像を製作側が意図的に持ち込むようになっていくのだ。視聴率のためなら、倫理的限度を軽く飛び越えて過激さを高めていくメディアの危険性と、メディアに翻弄される大衆の実態を描いている。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
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