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暗戦 デッドエンド (1999)

暗戦/RUNNING OUT OF TIME

監督
ジョニー・トー
  • みたいムービー 13
  • みたログ 135

3.81 / 評価:37件

クールで、熱い! 男の友情物語

  • 一人旅 さん
  • 2016年11月19日 18時09分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
ジョニー・トー監督作。

金融会社で人質立てこもり事件を引き起こした余命数週間の末期癌患者の男と重犯課刑事・ホーの対決と友情を描いたサスペンスアクション。

アンディ・ラウ&ラウ・チンワン共演、ジョニー・トー監督による香港アクションの佳作で、末期癌患者の知能犯と重犯課の交渉人の対決を、疾走感に満ちたスタイリッシュな演出で描き出す。スローモーションとクイックモーションの多用は最初の方こそ見づらく鬱陶しいが、徐々に慣れていくのでさほど気にならない。知能犯と交渉人の心理戦だけでなく、謎に満ちた知能犯の真の目的、バスの乗客との淡いロマンス、知能犯と交渉人の間で芽生える友情など、90分の短い上映時間の中にストーリー上の見どころを余すことなく詰め込んでいる。

主演のアンディ・ラウはサングラス姿がウッチャンナンチャンのウッチャンに見えなくもない風貌だが、何が凄いって末期癌患者という設定なのに走るわ格闘するわ銃撃するわでバイタリティが凄い。時々気分が悪くなって血を吐き出すシーンがあるのだが、その鮮烈さ!車のフロントガラスに鮮血プシャー!女性とお茶してる最中にコップの中に鮮血プシャーでデート台無し。コップの水と赤い血液が交じり合う映像はなかなかのインパクト。慌てて末期癌患者用の痛み止めを飲もうとするのだが、咄嗟に女性のコップを奪って内服!「そのコップ私の...」なんて言わせない。鬼気迫る演技。

W主演のラウ・チンワンは知能犯に翻弄される交渉人役。端正な顔立ちのアンディ・ラウと比べると、男臭さが滲み出てていい感じ。アンディ・ラウがイケメンなら、ラウ・チンワンは男前。一見バリバリ仕事が出来そうに見えて、実際は知能犯の完璧な犯罪計画にバリバリ振り回される。優秀なんだか無能なんだか、いまいち分からないキャラクター。知能犯の罠に引っかかり、マフィアの一群に追いかけ回される交渉人と、その様子を監視カメラを通じて高見の見物する知能犯。常に知能犯が一枚上手で、交渉人はやられっぱなし。やる方、やられる方で全然対等な関係ではないのだが、やはり両者の間には友情めいた感情が芽生えてくる。終盤描かれる男同士の友情はクールで、熱い!

詳細評価

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