隣の女

LA FEMME D'A COTE/THE WOMAN NEXT DOOR

106
隣の女
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(17件)

切ない22.0%悲しい19.5%ロマンチック14.6%セクシー12.2%恐怖9.8%

  • spf********

    4.0

    さすがトリュフォー!

    2人の心情には共感は出来ないけど 詩的な雰囲気と常にスリリングな演出で 作品がこちらに近付いてくるような感覚になりました。

  • ********

    4.0

    必然性とは別のところで。

    1981年。フランソワ・トリュフォー監督。妻子と幸せに暮らす男の隣に、ある日、航空管制官の男が引っ越してきた。ところが、紹介されたその妻はかつての苦い恋愛相手だった。最初は女の方が、そのうち男の方も気持ちを抑えられなくなっていき、、、という話。 トリュフォー監督の恋愛はすれ違いが基本で、二人の思いが一致する蜜月は一時的。この作品もその例に漏れず、気持ちの盛り上がりが一致せずにぎこちないやり取りに終始している。二人とも少々極端な病的体質であることがことをややこしくしていき、最後の悲劇的結末に。 そして、こんなにシリアスな恋愛悲劇なのに、男たちの仕事は子どもの想像力の延長線上にある。タンカーの操縦実験(船、ミニチュア)、航空管制(飛行機)、編集者。職業の選び方に、人間の遊興的側面を描き続けたトリュフォー監督らしさが現れているのかもしれない。恋愛さえも自然性や必然性とは別のところで、つまり遊興的なところで起こっているようだ(今作の場合は、病的なところで)。まさに現代的な人間の生。

  • 柚子

    2.0

    だって、恋する国の人だもの?

    フランス人は、いつでもどこでも、老若男女、不細工も美女も、猫も杓子も、恋してる 呼吸するのと同じくらい、自然なことなのかしらん 不倫? 別にいいのよ その人の勝手だから でも、子供を巻き込み、不幸にするのだけは許せない 最初から、ヤバそうなおばちゃんやん(笑)

  • スーザン

    4.0

    愛に生きるフランス人。

    昔の恋人が偶然隣に引っ越して来た。 だが今ではお互い妻がいて夫がいる。 今でも惹かれあう二人は密かに逢瀬を重ねるのだが・・・。 自分を抑えようとしながらも男を誘う女。 強烈に女を欲する男。 別々に生きる決心をしても離れようともがいてもどうしようもない愛に押しつぶされる二人。 ファニー・アルダンの、誰をも拒絶するような、だがどこか儚げな妖艶さが強烈な存在感である。 トリュフォーの恋愛描写や、色恋に命を懸ける映画の中のフランス人に、実は全く共感できない。 しかし、映画からあふれる情熱にはくらくらするような感覚を覚えるのである。

  • Kurosawapapa

    5.0

    男は理屈に支配され、女は感情に支配される

    フランソワ・トリュフォー監督の長編20作目は、 コミカルを一切封印した、昼ドラの如きセンセーショナルな愛の物語。 ======= ベルナール(ジェラール・ドパルデュー)は妻子と平穏な生活を送っていたが、ある日、隣の家に夫婦が引越してくる。 その妻は、偶然にもべルナールのかつての恋人マチルド(ファニー・アルダン)だった。 隣人となったベルナールとマチルドは、再び心に愛の炎が灯ってしまう。 ======= 主人公のベルナール・クードレーを演じたのは、ジェラール・ドパルデュー。 彼は、トリュフォーの前作「終電車」にも出演しており、その時の役名がベルナール・グランジェで、同じベルナールという名前。 前作同様、気骨ある男性を演じており、その流れを汲んでいるといっていい。 相手役のマチルドを演じたのは、トリュフォー最後の恋人ファニー・アルダン。 美貌とともに、愛に苦しむ女性を見事に演じている。 本作は、同じトリュフォーの「アデルの恋の物語」のうように、 一方的な愛であったり、一途な愛を描いたものではなく、 自己葛藤が渦巻く、さらに人間の奥深さを描いた作品になっている。 単純に “不倫” とは言えない、自分では抑えきれない何か、、、 買い物をしていて偶然出会った、駐車場でのシーンが印象的。 「 お互い、友達でいましょ 」 「 君の言う通りだ 」 そのすぐ後、 マチルドが「もう一つお願い。時々マチルドと名前で呼んで。」と言い、 思わずキスを交わした途端、マチルドは失神してしまう。 心の揺れと、愛の炎が燃え上がる瞬間を見事に描写。 「 愛には資格がいる。私にはその資格がない。 」 この言葉はトリュフォーの「終電車」にも存在したが、 多くの愛に生きたトリュフォー自身にも、そんな葛藤があったのかもしれず、、、 ・夫婦で見に行った映画 ・テニスクラブの老婦の過去 など、 伏線を使ったストーリー構成と、それによって導かれるラストは実に衝撃的。 シリアスでサスペンスフルなジョルジュ・ドルリューの音楽も秀逸。 ジョルジュ・ドリュリューがトリュフォーの音楽を担当したのは、これが10作目。 喜びも悲しみも、皆、強い愛ゆえ。 この映画を見ていると、男も女も身勝手だが、 どことなく男の方が浅く、女の方が深く見えてくる。 男は理屈に支配され、女は感情に支配される。 そして、 *男は女を理解できない *女も男を愛してしまうと、自分自身を理解できなくなってしまう 理性を越える愛に翻弄され、思わず流れ出るマチルドの涙が切ない。 燃え上がる愛と、その見返りとなる悲劇が相乗され、 愛の強さを物語った本作。 生涯、 ”愛” をテーマにし続けたトリュフォー円熟期の名作です! (Francois Truffaut:No19/20 ) 今作の監督キーワード:「緻密なストーリー構成」

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
隣の女

原題
LA FEMME D'A COTE/THE WOMAN NEXT DOOR

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-