隣の女

LA FEMME D'A COTE/THE WOMAN NEXT DOOR

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隣の女
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(17件)


  • spf********

    4.0

    さすがトリュフォー!

    2人の心情には共感は出来ないけど 詩的な雰囲気と常にスリリングな演出で 作品がこちらに近付いてくるような感覚になりました。

  • ********

    4.0

    必然性とは別のところで。

    1981年。フランソワ・トリュフォー監督。妻子と幸せに暮らす男の隣に、ある日、航空管制官の男が引っ越してきた。ところが、紹介されたその妻はかつての苦い恋愛相手だった。最初は女の方が、そのうち男の方も気持ちを抑えられなくなっていき、、、という話。 トリュフォー監督の恋愛はすれ違いが基本で、二人の思いが一致する蜜月は一時的。この作品もその例に漏れず、気持ちの盛り上がりが一致せずにぎこちないやり取りに終始している。二人とも少々極端な病的体質であることがことをややこしくしていき、最後の悲劇的結末に。 そして、こんなにシリアスな恋愛悲劇なのに、男たちの仕事は子どもの想像力の延長線上にある。タンカーの操縦実験(船、ミニチュア)、航空管制(飛行機)、編集者。職業の選び方に、人間の遊興的側面を描き続けたトリュフォー監督らしさが現れているのかもしれない。恋愛さえも自然性や必然性とは別のところで、つまり遊興的なところで起こっているようだ(今作の場合は、病的なところで)。まさに現代的な人間の生。

  • 柚子

    2.0

    だって、恋する国の人だもの?

    フランス人は、いつでもどこでも、老若男女、不細工も美女も、猫も杓子も、恋してる 呼吸するのと同じくらい、自然なことなのかしらん 不倫? 別にいいのよ その人の勝手だから でも、子供を巻き込み、不幸にするのだけは許せない 最初から、ヤバそうなおばちゃんやん(笑)

  • スーザン

    4.0

    愛に生きるフランス人。

    昔の恋人が偶然隣に引っ越して来た。 だが今ではお互い妻がいて夫がいる。 今でも惹かれあう二人は密かに逢瀬を重ねるのだが・・・。 自分を抑えようとしながらも男を誘う女。 強烈に女を欲する男。 別々に生きる決心をしても離れようともがいてもどうしようもない愛に押しつぶされる二人。 ファニー・アルダンの、誰をも拒絶するような、だがどこか儚げな妖艶さが強烈な存在感である。 トリュフォーの恋愛描写や、色恋に命を懸ける映画の中のフランス人に、実は全く共感できない。 しかし、映画からあふれる情熱にはくらくらするような感覚を覚えるのである。

  • Kurosawapapa

    5.0

    男は理屈に支配され、女は感情に支配される

    フランソワ・トリュフォー監督の長編20作目は、 コミカルを一切封印した、昼ドラの如きセンセーショナルな愛の物語。 ======= ベルナール(ジェラール・ドパルデュー)は妻子と平穏な生活を送っていたが、ある日、隣の家に夫婦が引越してくる。 その妻は、偶然にもべルナールのかつての恋人マチルド(ファニー・アルダン)だった。 隣人となったベルナールとマチルドは、再び心に愛の炎が灯ってしまう。 ======= 主人公のベルナール・クードレーを演じたのは、ジェラール・ドパルデュー。 彼は、トリュフォーの前作「終電車」にも出演しており、その時の役名がベルナール・グランジェで、同じベルナールという名前。 前作同様、気骨ある男性を演じており、その流れを汲んでいるといっていい。 相手役のマチルドを演じたのは、トリュフォー最後の恋人ファニー・アルダン。 美貌とともに、愛に苦しむ女性を見事に演じている。 本作は、同じトリュフォーの「アデルの恋の物語」のうように、 一方的な愛であったり、一途な愛を描いたものではなく、 自己葛藤が渦巻く、さらに人間の奥深さを描いた作品になっている。 単純に “不倫” とは言えない、自分では抑えきれない何か、、、 買い物をしていて偶然出会った、駐車場でのシーンが印象的。 「 お互い、友達でいましょ 」 「 君の言う通りだ 」 そのすぐ後、 マチルドが「もう一つお願い。時々マチルドと名前で呼んで。」と言い、 思わずキスを交わした途端、マチルドは失神してしまう。 心の揺れと、愛の炎が燃え上がる瞬間を見事に描写。 「 愛には資格がいる。私にはその資格がない。 」 この言葉はトリュフォーの「終電車」にも存在したが、 多くの愛に生きたトリュフォー自身にも、そんな葛藤があったのかもしれず、、、 ・夫婦で見に行った映画 ・テニスクラブの老婦の過去 など、 伏線を使ったストーリー構成と、それによって導かれるラストは実に衝撃的。 シリアスでサスペンスフルなジョルジュ・ドルリューの音楽も秀逸。 ジョルジュ・ドリュリューがトリュフォーの音楽を担当したのは、これが10作目。 喜びも悲しみも、皆、強い愛ゆえ。 この映画を見ていると、男も女も身勝手だが、 どことなく男の方が浅く、女の方が深く見えてくる。 男は理屈に支配され、女は感情に支配される。 そして、 *男は女を理解できない *女も男を愛してしまうと、自分自身を理解できなくなってしまう 理性を越える愛に翻弄され、思わず流れ出るマチルドの涙が切ない。 燃え上がる愛と、その見返りとなる悲劇が相乗され、 愛の強さを物語った本作。 生涯、 ”愛” をテーマにし続けたトリュフォー円熟期の名作です! (Francois Truffaut:No19/20 ) 今作の監督キーワード:「緻密なストーリー構成」

  • 一人旅

    3.0

    隣の女に気をつけろ!

    フランソワ・トリュフォー監督作。 不倫の恋に落ちた男女の末路を描く。 ベルナールに扮したジェラール・ドパルデューがハマり役。 一見、真面目で誠実そうな優男が恋の罠に嵌っていく姿が妙に生々しい。男前でも何でもない小太りの中年オヤジが主役というのがリアルだ。 ベルナールは不倫相手マチルドと密会を重ねる一方で、妻も子どもも大切にしたいという自分勝手な考え方によって身を滅ぼしていく。 ファニー・アルダン扮するマチルドは綺麗なんだけどどこか陰がある女性。 隣に住む幸せそうなベルナール一家を窓からじっと見つめる姿が不気味で少々怖かった。 全体的には平凡な仕上がりになっていて、似たような映画なら他にいくらでもありそうだった。

  • tre********

    3.0

    討論するのが大人の所作

      こういう映画は劇的な結末を迎えるのですが、おとななら友達を集めて鑑賞したら感想を討論しましょう。   これはそんな討論のための映画です   恋愛問題を一人のこころの底にしまってしまわないこと。   みんなで暴露しあいましょう。   そしたらストーカー殺人なんて起こらないでしょう。    若い頃は恋愛イコール肉体に陥りやすいです。   50歳をすぎたら討論会をいたしましょう。

  • wyw********

    3.0

    大人の恋愛映画か?

    これは見る人を選ぶトリュフォーの恋愛映画。 この淡々とした物語の中に、どれだけ面白さや共感するものを見出だすかがポイントか。 どぎつい恋愛や一方的な愛を経験した方は共感出来るのではないでしょうか。 そのどちらも経験した事の無い自分には少しばかり退屈な映画でした。 刺激の強い恋愛を経験してから見直してみたいものです。

  • dob********

    4.0

    恋の炎

    久々にトリュフォー映画を鑑賞。 ものすごく愛し合っているのに、一緒にいると互いの思いが強すぎて 傷つけあってしまう、でも決して離れることのできない… そんな哀しい男女を描いた作品。 私がトリュフォーの恋愛映画で印象に残っているは三作。 『アデルの恋の物語』『突然炎のごとく』『柔らかい肌』 そしてこの映画も観る側に強い印象を残すだろう。痛いくらいに、、 トリュフォーの描く人間模様はいつもシンプルだが深い。 トリュフォー映画の魅力の一つは、中盤からラストに掛けての求心力の強さだ。 全く予期しなかった事が起こるという訳ではない、それでも端正な画に何処か 閉塞した緊迫感のようなものを感じて、ドキドキしてしまうのだと思う。 話はいたってシンプル。かつて恋人同士だったベルナールとマチルドは偶然にも 隣同士に住む事になり、お互い配偶者の居る身でありながら再燃してしまった 愛の炎は消す事が出来ず、、という話。 こう書くと、ベタなラブ・ロマンスに聞こえてしまうが 禁じられた愛に身を投じた後の男と女の違い、、恋愛観の違いというのだろうか、 心の葛藤がリアルに描写されている。お互い配偶者への愛情をもっているのだが、 穏やかで暖かい愛情よりも激しく残酷な恋を選んでしまう、、 ヒロイン演じるファニー・アルダンの演技は怖いくらいの凄みをたたえているし、 ジェラール・ドパルデューは、繊細で情熱的な演技が光っていた。 ファニー・アルダンはオゾン監督『8人の女』の印象がずっと残っているけれど、 男性的な美しさといえばいいのか、、独特な雰囲気と存在感がある女優。 ラストの台詞「二人で居ると苦し過ぎるが、あなたなしでは生きていけない」 そんな二人の行方は、哀しいものがあった。 余談だが、ツタヤで[TSUTAYA×FRAU 私が大切にしている恋愛映画50] という無料の雑誌がありなかなか良かった。各界の著名人の「この一本」が 紹介されているのだがこの『隣の女』を挙げているのが佐藤江梨子。 この映画を選ぶ事自体、彼女の恋愛観はかなり深いと思う、、見事です。 50本の中にトリュフォー2作。ゴダール2作。ルコント1作が挙げられていた。 恋愛映画というとどうしてもハリウッドのハッピーなラブコメが主流だけど、 フランス映画の雰囲気と余韻が好みのファンが居るんだなぁと少し嬉しいですね。 ツタヤで見かけたら手にとってみては?

  • pap********

    3.0

    ネタバレもしも、昔の恋人に再会したら・・・

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いやよセブン

    4.0

    隣に引っ越してきた女は昔の女

    道を挟んだ二軒の家、空き家だった一軒に夫婦が引っ越してきた。 挨拶に行って驚いたのは、奥さんが昔の彼女だったこと。 互いに妻や夫には言えずにいたが、そのうちに焼けぼっくいに火がつく。 最初は男のほうが盛り上がり、みんなにばれてからは女の方がおかしくなる。 トリュフォーの恋愛もの、特に不倫ものは強烈なものが多いが、今回も負けず劣らずショッキングだ。 こんな愛もあるということか。

  • mas********

    4.0

    哀れな女性を描いた傑作作品

    ずいぶん前にテレビを見て強く印象的でした それからソフトビデオ買いました 主人公女性ファニーアルダンの愛しくて切ない表情が良かった 過去に好きだった男性がたまたま偶然隣に住んでいたら・・ 切なく悲しい結末が打たれました 結局主人公女性(ファニーアルダン)は、過去に好きだった男性(ジェラールドパルディ) 引き寄せて銃で自殺するが・・結ばれない愛だった お墓も別々別れ トリュフォー監督だけあって深みのある作品

  • inu********

    4.0

    不可解か退屈か究極の愛というか

    鑑賞中に欠伸が3回。。。 隣人の元恋人の女性がアニータさん似。 元恋人の男性役がまったくかっこよくない。 なんだこれ? 究極の愛?、お互いおかしくなるほど愛し合う。 愛のコリーダ、と同じテーマ。 自分ではありえないと思えるから、こういう愛し合い方もあるのねという感じ。

  • and********

    4.0

    ネタバレ恋愛の狂気

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • fbx********

    4.0

    トリフォー晩年の傑作

    「あなたがそばにいても、いなくても生きていけない」 with or without youですな。

  • sta********

    2.0

    ネタバレ全体にフラットな感じで!ε=( ̄。 ̄;)

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • shi********

    4.0

    究極の恋愛映画

    お互いを破滅に導く恋愛。好きになってしまったら最後すべてを破壊して突き進む恋。羨ましくもありつつ、そこまでの恋をする勇気はないと怖気づいてしまう自分がいます。女性から見てこういう恋愛はどうなんでしょう?

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