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白痴 (1999)

監督
手塚眞
  • みたいムービー 74
  • みたログ 233

3.23 / 評価:39件

親の七光りであり、個人としての才能。

  • i_like_v_q_1982 さん
  • 2009年7月11日 23時18分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

 手塚監督のお父さんは、かの有名なあの人(有名すぎるのであえて書きません。)ですが、そのお父さんがいるために、いろいろな偏見で見られる方もいると思いますが、手塚監督は手塚監督であり、家族ですが別人です。一人の監督として、この映画はとても独創的に坂口安吾の白痴の物語を現代風に蘇らせたと思います。小説を読んでから、この映画を見たのですが、ここまで世界観を崩さずに上手く現在に調和させたのは凄いと思います。とても使いまわされた言葉ですが、モダンでファッショナブルです。
 
 白痴とは、知能が劣った精神的な病気なのですが、浅野さん演じる青年の白痴の女性を包み込むような優しさが、とても感動しました。この映画中のテレビ局は、作られた理想と希望だけを放送するテレビ局で、現実の世界はひどく貧しく苦しいものでした。メディアに潜む作られた闇の部分に対する不安を感じました。あと、橋本麗香さんが綺麗でした。キラキラキラキラしていました。本当にキラキラキラキラしていました。まぶしくて、サングラスがいると思います。

 全体を通してとても満足できた映画です。それぞれ役者さんの演技がいいですので、いろいろな人に焦点をあてて、感情移入して見ると、より楽しめると思います。小説を見てから比べる楽しみ方もあります。浅野さんの最後のあたりの台詞は、鳥肌が立ちました。さりげない、かざりっけのない、純粋な台詞だと思います。凄くカッコいいです。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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